2015/10/28 20:27
ホンダの未来の方向性を示した「ワンダースタンドコンセプト」【TMS2015】
自動運転の楽しさを具現化した不思議なカタチ
『東京モーターショー2015』のホンダブースの奥手には、安全運転支援システムや自動運転など、未来への取り組みが展示されている。そしてその並びに出展されているのが、小型EVのコンセプトモデル「ワンダースタンド コンセプト」だ。
これは、「2020年をめどに高速道路における自動運転の実用化」(八郷社長)を目指すホンダの自動運転技術を具現化したモデルで、すでに発表済みのパーソナルモビリティ「UNI-CUBβ」の技術を採用している。
箱型のボディはパッと見クルマには見えない縦長の形状で、全長と全高の差はわずか150mm(全長2000×全幅1250×全高1850mm)。
前後左右斜めとあらゆる方向へ進むことができ、その場で回転することも可能で、ドライバーは高い位置に設定されたシートに腰掛けて乗車し、ジョイスティックを操って手動運転することもできる。
「自動運転は楽しくないんじゃないか?」という疑問への、ホンダなりの解答を示したコンセプトカーとなっている。
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