東京モーターショー2015会場でいよいよ日本初公開された新型「Golf Touran(ゴルフトゥーラン)」(欧州名「トゥーラン」)。ゴルフトゥーランは扱いやすい手ごろなボディサイズの中に3列シート7人乗り仕様とし、世界累計190万台も販売されたロングセラーモデルだ。
久しぶりのフルモデルチェンジとなる新型は、7代目ゴルフ同様の「モジュラー・トランスバース・マトリックス」(MQB)戦略にのっとった新プラットフォームを採用。車両重量を軽量化しながらもボディサイズはやや延伸され、全長x全幅x全高:4527x1829x1659mm、ホイールベース:2791mm(欧州値)と、全長で+130mm、全幅で36mm、ホイールベースで+113mm拡大。その多くが室内空間の拡大に充てられている。
欧州仕様のパワートレインは1.2/1.4/1.8の各TSIガソリン直噴エンジンと、3種類のTDIディーゼル直噴エンジンを用意。一連のVWディーゼル騒動の影響で、現時点ではどのラインナップとなるかも不透明な状況だが、国内でもガチのライバルとなる「BMW 2シリーズグランツアラー」もディーゼル仕様を展開し人気を集めている状況。新型ゴルフトゥーランでも同様のワイドな仕様展開に期待したい。
また欧州仕様では「トレンドライン」「コンフォートライン」「ハイライン」の3つのグレード展開に加え、新たにスポーティ仕様「Rライン」も用意される。東京モーターショー会場でもオレンジ色のボディカラーに塗られたRライン仕様車が展示され目をひいていた。ちなみにこちらは欧州仕様そのままのようで、左ハンドル・5人乗り。そのままというワケではないだろうが、日本展開も検討している、という意思表示と見て間違いない。 これまた「2シリーズグランツアラー」にはMスポーツ仕様が用意されており、こちらの面でも注目される。
欧州市場では9月から販売が始まっている新型トゥーラン。日本市場への導入タイミングはまだ明らかにされていないが、人気のミニバンタイプとあって早期の導入が望まれるところだ。
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