履きはじめから履きかえ時まで安心感が長く続く、MICHELIN X-ICE 3+ インプレッション【MOTA】

2017年秋に発売された、ミシュランのスタッドレスタイヤ「X-ICE3+」。
昨冬、新品のタイヤでアイス路面とスノー路面でテストし、その性能の高さは確認済みだ。
ミシュラン「X-ICE3+」の特徴のひとつでもある表面再生ゴム「Mチップ」は
「性能が長く続く」のが自慢であり、今回は実際にそれを検証しようというものだ。
レーシングドライバー、自動車評論家として活躍する佐藤久実が、北海道士別のテストコースと一般道で
ミシュラン「X-ICE3+」の新品タイヤと、実際に1万キロ走行したタイヤを使用し、性能の比較テストを行った！

TEXT：佐藤久実　PHOTO：島村栄二

アイスで止まる安心感。長く効き続ける信頼感。

2017年6月に発表された、ミシュラン「X-ICE3+」は、前作「X-ICE3」のアイス性能とスノー性能を引き継ぎながら、最新技術「Mチップ」が詰まった「表面再生ゴム」を採用し、アイス性能を向上させている。
さらに、非降雪時での高速安定性や静粛性といった、ミシュランがタイヤに求めるトータルバランス性能を妥協することなく実現しつつ、履きはじめから履きかえ時まで使い続けても長く続く安心感が特徴のスタッドレスタイヤだ。

履きはじめから発揮する、強力なアイスブレーキング最新技術「表面再生ゴム」の中には「Mチップ」がしっかり詰まっている。ゴムの中に空洞を作らないことで、ブロックの剛性が低下しないため、履きはじめのアイスブレーキング性能向上。
	履きかえ時まで続く、強力なアイスブレーキング摩耗が進むとタイヤ表面の「Mチップ」が溶け、無数の穴が現れる。穴が水分を除去し氷にピタッと密着。アイスブレーキング性能が長く続く。