ボルボ・カー・ジャパンが展開を始めた新しい中古車販売システム“VOLVO SELEKT”が順調に全国に広がりを見せている。
9月には横浜市青葉区にも新しい店舗が開設されたほか、名古屋市名東区や千葉県柏市にもVOLVO SELEKTのコンセプトに基づく展示場が設けられている。
VOLVO SELEKTは従来の認定中古車から大きくステップアップした新しい中古車販売システムで、メーカーであるスウェーデンのボルボが直接取り組みを始めたものだ。
改めておさらいをすると、VOLVO SELEKTはその名前の通り選び抜かれた中古車だ。
それも新車登録から5年以内で走行6万km以内までの中古車を対象としている。現在の段階では、それよりもずっと新しく、また走行距離の少ない中古車を中心にVOLVO SELEKTが販売されている。
基準は5年以内または6万km以内だが、実際にはもっと厳しい条件が色々と付けられている。定期点検記録簿が付いていて、ボルボ ディーラーでの過去の整備履歴がはっきりしており、修復歴のないクルマが対象だ。
さらにボディの外装やフロントガラスなどの小キズなども徹底チェックし、商品性の確認をした上でVOLVO SELEKTとして仕上げている。
そうした条件に合致した中古車に対し、さらに100項目に及ぶ点検整備を行う。純正カーナビやエンジンマネジメントなどのソフトアップデートを施し、さらに新車同様の充実保証もつける。
つまりユーザーとして新車を買うのと同じように安心して選べる中古車、それが“VOLVO SELEKT”だ。