“使いやすくてストレスフリー”なカーナビ「楽ナビ」 若いドライバーや運転に慣れていない人にこそオススメな理由とは?
スマホナビで十分? それとも車載専用のカーナビは必要?
運転免許を取得してクルマを購入予定という友人に「車載専用のカーナビは必要? それともスマホナビで十分なの?」と質問をされた美波 千夏さん。
そこで、カーナビの黎明期より取材を続け、サプライヤーや海外モーターショーにも積極的に足を運ぶ会田 肇さんに、カーナビが必要なのかスマホナビで十分なのかを相談することにした美波さん。カーナビだけでなくスマホなどのデジタルガジェットに詳しい会田さんによると、若いドライバーや運転に慣れていない方とって最適なのは、実はカーナビだという。その理由を聞いてみた。
トンネル内や首都高などの分岐でも確実に案内をしてくれて安心なのはカーナビ
美波さん「マイカーには純正のカーナビを装備していますが、スマホのナビアプリのほうが手軽なので、そちらを使うことが多いんです。正直、クルマを買う友人にカーナビをオススメするか迷っています」
会田さん「スマホナビはたしかに手軽だし、検索性も良い。目的地にたどり着くことだってできます。ですが、運転になれていない人ほどカーナビをオススメしたいですね。
特にカーナビの機能で重要なのが測位能力。ナビゲーションは現在地を正しく表示することで、初めて正しいルートガイドが可能になるんです。
カーナビでは、ジャイロセンサーや車速パルスを組み合わせることでクルマの挙動を把握しています。その上で、衛星からの電波を受信して絶対位置を測位しています。衛星からの電波だけに頼るスマホナビとはココが大きく違うところです」
運転に慣れていない人にこそ、自車位置精度の高い『楽ナビ』がオススメ
会田さん「数あるカーナビの中でも、特に運転になれていない人や若いドライバーにオススメしたいのは、カロッツェリア『楽ナビ』です。自車位置の補正をさらに極めた独自の『アドバンスドIQ高精度』により、常に快適なドライブを支えてくれますよ」
美波さん「首都高やトンネルを走っていたらスマホナビの自車位置が狂ってしまい、曲がるべきところや分岐などを間違えてしまった経験があります。確実に案内してくれるっていうのは、運転に慣れていない友人には安心ですね!」
会田さん「まさにカーナビの本領を発揮するのが、トンネルなどで衛星の電波を失ったときですね。測位をGPSだけに頼らず、自らセンシングすることでいつでも安定して測位することができます。
実は、衛星から届いた電波はビルなど建物の影響を受けることも多く、これが自車位置の測位に影響を及ぼすことも。カーナビは自ら測位する機能を備えているため、衛星からの電波が不安定になっても自車位置精度は安定するんです」
会田さん「楽ナビの測位には、カロッツェリアのフラッグシップ機『サイバーナビ』にも搭載する『6軸3Dハイブリッドセンサー』を採用しています。これが、どんな時でもより高い精度をもたらす高精度な測位を実現しています。カーナビの根幹を成す測位精度を、楽ナビでは徹底的に追求しているので正確なんですよ」
分かりやすいイラストが差し込まれるので、交差点や分岐などで不安がない
カーナビの役割でもう1つ重要なのが、交差点など分岐点で分かりやすく進行方向を案内してくれることだと、会田さんは言う。
会田さん「ドライバーが迷わずに目的地へ向かうためには、その案内がいかに分かりやすく適切に伝えられるかが重要です。そのため、日本のカーナビは交差点拡大図を表示して進行方向を案内することに力をいれているんです」
美波さん「スマホナビだと曲がる場所が分かりづらいこともありますし、地図の拡大が手動だったりと、運転中ではできないことが多いですね」
会田さん「スマホナビの中には、交差点の拡大図がなかったり、目印となる施設を案内してくれないものもあります。たとえば便利で人気なナビアプリGoogleMAPでは、すべての道路に通り名が記してあることを前提に作られています。アメリカなどでは、分岐点で進むべき通り名を案内するだけで十分だからなんです」
会田さん「それに対して、通り名がほとんど付いていない日本では、なにより交差点での情報が重要となります。交差点名はもちろん、周辺の施設情報や交差点の形状まで表示することで初めて進行方向が把握できるのです」
誰でもわかりやすい案内が受けられるよう、楽ナビでは特にこの案内に力を入れている、と会田さん。それを示すのが、政令指定都市の主要交差点で表示される『リアル交差点イラスト表示』や、都市高速の入口で表示される『都市高速イラスト表示』だ。リアルなイラストによって、誰でも分かりやすい表現となっている。
美波さん「分岐点に近づくに従い、音声でもタイミングよく案内してくれます。これなら初めての道路でも迷わずに目的地へと向かえて安心ですね」
ルート案内は複数のモードから好みにあわせて選べる。乗り降りIC指定なども可能
会田さん「目的地までのルートは走りやすい幹線道路を優先するか、それとも時間を優先して抜け道を走りたいのか、それらは人によって好みは様々ですよね。スマホナビの条件選択では所要時間を基準に選べる程度で、その条件はあまり多くありません」
美波さん「見知らぬ土地を走るときは、できるだけ幹線道路を通りたいんですよね。でもスマホナビを使っていると、到着時間を優先するあまりに、田んぼのあぜ道や林道などの走りづらい場所を通ることになり、苦労した経験がありますね」
会田さん「カーナビならば、目的地までのルートを探索するとき、複数の条件を踏まえたルートを一覧して表示できるものが多いですね。
楽ナビは、条件別に6つのルートを同時表示してくれ、それぞれのルートには距離や所要時間、有料道路の通行料金まで案内されるので、最適なルートを選ぶことができます。しかも、ルート探索後に立寄地を最大10箇所まで設定でき、その順番も設定後にドラッグ操作で自由に入れ替えられるのも便利ですよ」
楽ナビならば、乗り降りするインターチェンジを指定することだって可能。表示された地図上から、好みのルートで探索し直すこともカンタンに行えるのが、楽ナビのいいところでもあると会田さんは話す。
会田さん「ゴルフ場やショッピングモールなどを目的地にした時、駐車場の入口情報が含まれているかも重要でしょう。楽ナビでは、少しマイナーな商業施設でも、独自に蓄積させた入口情報を反映してくれます。
美波さん「スマホナビを利用していた時に、広い施設の入口と反対側で案内を終了されてしまい、施設の周囲をぐるっと周ったことがあります。入口までしっかりとルート案内が行われるなら、スムーズに目的地の施設へ到着できそうですね!」
エンタメ機能によって、楽しい時間を共に過ごせるドライブ空間を作れる
会田さん「限られたスペースの車内でドライブ中をどう楽しく過ごすかは、同乗者にとって重要なポイントですよね。楽ナビは、ドライブ中に楽しめるAVコンテンツも充実しています。DVDやCD、FM/AM放送が楽しめるのはもちろん、ハイビジョン画質の地デジも視聴できます」
Amazon Fire TV Stickなどを繋ぐことで、車内を“エンタメ空間”に格上げ!
会田さん「それだけではなく、楽ナビにはHDMI入力があるので、スマートフォンや『Amazon Fire TV Stick』をつないで動画コンテンツの試聴が可能です。ただ、動画ストリーミングを試聴する時にスマートフォンの通信量が気になりますよね? そんな時はカロッツェリアの車載用Wi-Fiルーター『DCT-WR100D』がオススメですよ。ドライブ中の休憩時間や待ち合わせ時間などを使って、動画コンテンツが思う存分に楽しめます」
また、リアモニターとHDMI接続すれば、移動中でも後席では映像コンテンツが楽しめるようになる。多彩なAVコンテンツが楽しめるエンタメ機能の豊富さも楽ナビの魅力だという。
気になる通信量は、なんと使い放題!
美波さん「YouTubeなど動画コンテンツは通信量が大きいですよね。もし通信容量の少ない契約だとしたらあっという間に制限枠を超えてしまうと思うのですが、車載用Wi-FiルーターDCT-WR100Dはどれくらいの通信量が使えるんですか?」
会田さん「この車載Wi-Fiルーターは、『docomo in Car Connect※』を活用しているため、ドコモのLTEデータ通信が使い放題です。また、最大5台まで同時に使えるので、同乗者が持つスマホやゲーム端末を接続して楽しむことができます。移動中に同乗者が好きなストリーミングサービスをスマホやタブレットで見て、Bluetoothを経由して楽ナビで再生すれば、ドライバーも音声を聞いて楽しむ、なんてこともできますね」
美波さん「通信量を気にせず好きなだけ使用できれば、エンタメを車内のみんなで楽しむことができますね。仲間とゴルフに行くことが多いので、同乗者が移動中に退屈ではないか気になっていましたが、そんな心配もなくリラックスして運転できそうです!」
※『docomo in Car Connect』の利用料金は1年プラン(税込1万3200円)のほかに1カ月プラン(税込1650円)、1日プラン(税込550円)と3パターンを用意。使い方に応じた最適プランが選べる
ドライバーのために作られた直感的なインターフェイス
会田さん「誰でもすぐに扱える使いやすさも楽ナビならではのメリットです。楽ナビは誕生以来、“高性能をカンタンに”という基本コンセプトをずっと継続してきたんですよ」
会田さん「楽ナビではディスプレイ下にHOMEボタンを用意しています。これを押すことで、普段よく使う機能を一覧できる『ターゲットインターフェース』と呼ばれる3分割メニューが現れます」
会田さん「それぞれの項目にアニメーション描画を活用し、中央部には選択中のAVコンテンツのサムネイル表示するウインドウが表示されます。その操作感はどこまでもスムーズで、その反応の良さは使っていて気持ちよいほどです」
会田さん「地図表示画面では、直感的にわかる操作スイッチをL字型に配置しています。拡大縮小もスマホと同じように指2本で操作をするピンチイン/アウトで可能です。『現在地』ボタンを押せば、いつでも登録したスケールで戻れます。これはあちこちいじってしまい、元に戻すのが煩わしくなったときに使うパイオニア伝統の便利機能なんですよ」
美波さん「“高性能をカンタンに”という想いが隅々まで行き届いていますね!」
ドライブを”楽に”したい人には、「楽ナビ」がオススメ!
これまで「カーナビはスマホで充分」と思っていた若い人も少なくないはず。今回、取材に同行していただいた美波さんもその1人だった。今までスマホナビで案内されたルートに不満は持っていても、目的地の入口を反対に案内されても「カーナビはその程度のもの」と思ってきたらしい。
しかし、今回の取材で楽ナビを使ってみて、その考え方は大きく変わったと話してくれた。
中でもルート案内のきめ細かさには驚いたという。交差点拡大図が表示されるのは知っていたが、ここまでリアルに周辺を再現して案内されるとは思ってもみなかったという。
さらに絶妙のタイミングでの案内や、鮮明で見やすい地図によって、安心して運転に集中できたという。クルマの運転になれていない友人にも、自信をもってオススメできるとのこと。
運転に慣れている人も、そうでない方も、使いやすくてストレスフリーのナビゲーションと充実したエンタメ機能を持つ楽ナビで、いつものドライブをもっと楽しんでみてはいかがだろうか。
- 筆者 会田 肇
- 1956年生まれ。ホリデーオート編集部員を経て、カーAVを中心とした評論活動に従事。先進安全車(ASV)を含むITSへの取材も積極的に行う。読み手の立場に立った分かりやすいリポートを行うことをモットーにする。趣味は国内外の風景を撮影すること。日本自動車ジャーナリスト協会会員。
- カメラマン 小林 岳夫