ワイルド&都会的なUSストリートテイストのホイールで4WDを力強くカスタム!|MGシリーズ

プラド/RAV4/ジムニー/ハイラックス/ハイエースのオーナーに贈るアメリカンホイールMG

プラド、RAV4、ジムニー、ハイラックス、ハイエースという今をトキめく人気5車種のオーナーには特に必見のホイールメーカーが「クリムソン」だ。それというのも、その人気車たちの足元に数多く採用されているのが、この同社が展開している人気のホイールブランド「MG」だからだ。今回はここでそのMGのラインアップについて紹介したいと思う。

クリムソン

クリムソンの人気ブランドであるこの「MG」。元々はアメリカのSEMAショーに出展した同社アメリカンブランドの「MYRTLE」がその原点。このMYRTLEに続いて、“オシャレで都会的な4WD系ホイール”という開発コンセプトで登場したのがこの“MG”というブランドである。

今やMGは本場アメリカのピックアップトラックやSUVを彷彿とさせる都会的なブランドだが、このMGが登場した当時は、オフっぽいホイールはラフな4WD系が主流の時代。それを“街中にも映える都会的なデザインを”と開発されている。

そのMGブランド・ファーストモデルとなる2010年登場のモデルが「ビースト」だ。先述したどおり、コンセプトは都会的な4WD用ホイール。だが、その反面、ゴツゴツとした“マッドタイヤ”と一緒に組み合わせて使用することを前提として開発しているため敢えて土の上での撮影はしないスタンスでPRもスタートしたのだとか。

当時の日本の4WD市場はマニアックすぎて普通の人は少々入りづらいマーケット。しかしカスタムの本場アメリカではSEMAショーでもSUVがブームとなり、本気でダートを走らなくてもオフロードの空気感をまとったスタイルがカッコイイ、と徐々に浸透しだしていた。それゆえMGもストリート志向の提案型のオフ系スタイルを目指したのだという。

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ハイエースやジムニーをUSテイストに仕立てるMG ビースト

さてこのビースト、デザインはシンプルな8本スポークホイールで、カラーはブラックポリッシュ。注目だったのは、オプションとして用意された「カラーインサート」だ。その当時人気だったFJクルーザー初期モデルのボディカラーに合わせた4色のインサート(赤/青/黄/白)は、ホイールを部分的に、自分好みに差し色としてアクセント付けすることができた画期的なパーツだったのだ。

深々としたリムがあり、センターからリムにかけて徐々にスポークが太くなるデザイン。その先にデザインピアスボルトが入るオシャレな仕掛けも用意。当初は16/18インチ用としてデビューし、これが大ヒット。そのため、途中からサイズが続々と追加され、実に登場から10年以上経つ今ではKカー用の12〜大口径20インチまで幅広いサイズバリエーションを持つ超ロングセラーモデルとなっている。今や旬の軽トラなどのアゲ系カスタムにも人気の一本なのだ。息の長いモデルゆえ、間違いのない1本を、という人にもぜひオススメしたいモデルだ。

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プラドやRAV4をワイルドなスタイルに作り上げるMG モンスター

翌年の2011年、MG2作目としてデビューしたのが「モンスター」だ。スポークがリムからセンターに向かって徐々に裾広がりになり、センターへストレートに落ちる“コンケーブ”デザインがポイント。こちらのカラーはマットブラックポリッシュ。前作ビーストに比べギラギラ感を抑えたカラーが採用されている。

このMGシリーズ、ワイルドさをどこかに残すことに着目し、特に“マッドタイヤに合う”ことと、“ホワイトレタータイヤに合う”ことはコンセプト上の最大のポイント。ゴツゴツとした大きなマッドタイヤや、タイヤのサイドウォールが華やかなホワイトレタータイヤが好きな人にはまさにテッパン的ブランドとして安心して使ってもらえると思う。

ホイールのみで魅せるのではなく、“ホイール&タイヤ”で魅せるというこの斬新なコンセプトはまさに人気を博した。さらにこのモンスター、オーバーフェンダーサイズも用意するという攻めたサイズ設定も用意。片側30〜40mmワイドを想定したホイールサイズをラインアップさせている点にも注目だ。このおかげもあり、カスタム系トップユーザーやカスタムショップのデモカーにも数多く採用される人気商品に。このモンスターも、インサート用のアルミプレートをオプションとして5色用意。差し色として見せるのにこれがハマり、アクセントとしてこちらも人気だ。

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新型ジムニーやランドクルーザーを力強く支えるMG デーモン

そして第3弾として登場したのが「デーモン」(2013年登場)だ。4WD系にはベーシックな楕円形のレンコン穴デザインをベースに、さらにマニアックなディテールを備え、サイズ設定としても現行車はもちろん、78プラドや80ランクルといった旧車サイズにも適合するようにバリエーションを追加。タフ系4WDオーナーの趣向にも応えている。カラーはブラックサイドマシニング。レンコン型のホール穴の周囲のアルミ素地のカラーがポイントとなっている。

そして何よりエポックメイキングなのがこのデーモンから設定された“ストリートロック”の存在だろう。ホイール外周のリムフランジに後付けで装着できるこのオプションパーツ。その原点はビードロックで、これはタイヤのビードをホイールとビードロックリングでガッチリと挟み込むことによりハードなオフロード走行でもビードを落ちにくくする補強構造のこと。

このスタイルをMGがこのデーモンからストリート向けに落とし込んだのがこの“ストリートロック”だ。ABS樹脂製のこのパーツ、ピアスも樹脂製なのでピンセットを使えば外すことが可能で、ストリートロックはもちろんのこと、ピアスも自分好みに塗る人も出てくるほどアレンジ心をソソるパーツなのだ。

ちなみにこのストリートロック、「デーモン」装着車の約7割近いオーナーがオプションにも関わらず装着している様子。縁石ぐらいならリム本体への傷も防ぎ、装着もパチンとハメ込むだけの簡単さ。脱落防止に1箇所だけビス留めもされているが、これもホイールに付属の六角レンチで締めるのみ。本来の目的である差し色としてのアクセントパーツとしてはもちろん、ガリ傷防止などの実用性も発揮するアイデアパーツだ。これ以降、ストリートロックが採用されるモデルが増えたのはその人気の裏付けだろう。

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デリカD:5やランクルプラド、ハイラックスに履かせたいMG バンパイア

続いて紹介したいのが、ビーストの流れを踏襲した「バンパイア」だ。こちらはビーストの8本スポークからシンプルな6本へと基本デザインを変更。リムフランジには角形のデザインホールとピアスボルト風のマシニング処理も施工されている。デリカやプラドなどの現行車はもちろん、78プラドのワイドボディなど旧車用のサイズ設定もラインアップしている点にも注目だ。

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ラングラーやジムニーの足元をタフに飾るMG ライカン

最後に、「ライカン」。7交点メッシュのような独特の星形スポークデザインだが、最大のポイントは大型ボルト風のセンターオーナメント。これまで紹介した他のモデルとは異なるこのデザインがかなりカッコイイ。カラーはマットブラッククリアとなる。

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軽トラからランドクルーザーまで幅広くマッチするMGシリーズに注目

クリムソン

“ワイルド&都会的センス”を重視したこのMGシリーズ。アゲスタイルにはドンピシャのハマり役。今もっとも旬なアウトドアスタイルにもハマり役として最右翼で上がってくる人気のブランドだろう。カラーインサートやストリートロックなど、独自の個性派オーナーのスタイルアップにも対応する懐の深さにも注目だ。

軽トラからランドクルーザーまで幅広く装着可能で、なおかつそのどれもが都会的で人気なこのMGブランド。今ドキの都会派ヨンク乗りからSUV乗りにまでぜひオススメしたいブランドなのだ。

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筆者   オマドーン
元自動車雑誌編集者で、現在はフリーランスフォトグラファー・ライターとして活動している。カスタム系雑誌やWEB媒体への寄稿も多く、関西エリア、東海エリアを主に拠点としている。車両撮影やイベント取材も積極的に行っており、様々な才能を多方面で発揮しているマルチプレイヤーだ。
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Brand Info - MG

クリムソンがプロデュースするホイールブランド「MG」。ライトトラックやSUVなどをターゲットにしたストリートテイストあふれるデザインが特徴的。既存の概念に捕らわれない斬新なホイールを生み出している。4WDカスタムの決め手となる魅力的なラインアップが人気だ。

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