ゴリラ史上最強! “地図精度がすごい” パナソニック ポータブルナビ「ゴリラ」2020年モデルデビュー!

PanasonicからSSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」の新製品3機種が発表された。2020年に発売25周年を迎え、累計出荷台数は529万台を超えた老舗ブランドのゴリラ、最新2020年モデルは“ゴリラ史上最強”のニューモデルだという。その実力について2回に分けてレポートする。前編ではニューモデルの見どころについて紹介していこう。

ながら運転の罰則が強化された今、必要とされているポータブルナビ

今、自動車ユーザーにとって外せないアイテムといえば、カーナビゲーションではないだろうか。見知らぬ土地でのルート案内はもちろんのこと、普段使い慣れた道でも、突然の事故などによる渋滞を回避するために別ルートを探索してくれるなど、あるとないとでは大違いと言っても過言ではない。

最近ではスマートフォン用のナビアプリもさまざまなものがリリースされており、クルマのナビはスマホで十分と考えている人も多いのではないだろうか? しかし、スマホはあくまで電話であるため、ナビアプリ起動中に着信があってナビが中断してしまったり、ダッシュボードの上で直射日光にさらされた結果、エラーが出てしまったりと、車内で恒久的に使用するには不向きと言える点も少なくない。

また、スマホ所持の罰則が強化された今、車内でスマホを操作するということ自体控えたい。やはり車載専用のカーナビゲーションシステムを利用するのが安心だ。

「そんなこと言われても、ウチのクルマは市販ナビが装着できない!」という人もいるだろう。専用のインパネ一体型オーディオを採用していた車種や、輸入車などに多くみられる、ナビやエアコンなどの操作パネルが一体化されたいわゆる「マルチモニター」などと呼ばれるものを装着している車種などは、簡単に市販のナビを取り付けることは難しい。

そんなアナタにオススメしたいのが、ポータブルナビゲーションデバイス(PND)の雄である「パナソニック ゴリラ(Gorilla)」だ。そこまでカーナビに詳しくない人でも「ゴリラ」の名前は知っている、という人も多いが、それもそのはず、なんとゴリラは今年2020年で発売25周年を迎える歴史のあるブランド。さらにポータブルナビゲーションとしては3年連続でシェアナンバーワン※1を誇っている人気モデルでもあるのだ。

手軽に装着できる=移設も簡単!

ナビの装着と聞くと、配線など非常に面倒なイメージがあるかもしれないが(実際、据え置きナビは販売店などで装着してもらうのが基本)、ゴリラの装着は至って簡単! 箱から取り出し、ダッシュボードなどの平面なところに吸盤スタンドを設置してゴリラを装着。あとはシガーソケットに電源ケーブルを指すだけでOKなのである。

これだけ装着が手軽ということは、クルマを複数台所有するユーザーはもちろん、社用車やレンタカーなど、どんなクルマ(電源は12V車、24V車どちらにも対応している)にもすぐに移設が可能であるということ。

ナビを移設することで、登録地や目的地の履歴などをそのまま使えるだけでなく、メーカーによって異なる操作方法に混乱することもなく、よりドライブに集中できるという利点も見逃せない。

ゴリラ史上最強の2020年モデルは“地図精度がすごい!”

そんな多くのユーザーに支持され続けているPanasonic ゴリラに待望の2020年モデルが登場した。最上位モデルである「CN-G1400VD」、CN-G1400VDと同じ7インチ大画面で機能を絞った「CN-G740D」、そしてコンパクトでも情報&機能満載の5インチの「CN-G540D」の3機種である。

ゴリラ史上最強とうたう2020年モデルは、国内市販カーナビとしては初※2となる全国の市街地を100%カバーした全国市街地図を搭載※3。従来は簡素化されてしまっていた地方エリアでも、家形や道路形状、河川形状までリアルに表示されるようになり、現在地がより把握しやすくなった。

▼兵庫県北部、朝来市生野町の事例

>>“地図精度がすごい!” 方面看板表示や詳細な市街地図を画像で詳しく見てみる

また、方面看板表示もピクト表示を忠実に再現(東京都の一部エリア)し、方向が分かりやすい反転文字や、高速道路ナンバリングにも対応。カラー舗装やドットレーンも描写するリアル3D交差点拡大図や高速道路出口案内など、よりわかりやすくなった案内表示に進化しているから、複雑な分岐などでも迷いにくくなった。

このように地図の精度がさらに上がり、よりきめ細かい表示や案内を実現したことで、地図画面を注視する“ながら運転”をせずに移動を楽しむことが出来る。これこそが今、ポータブルカーナビ Panasonic ゴリラを積極的に選びたい大きな理由のひとつである。

CN-G1400VDには新たに「全地図更新無料」がプラスされた

さらに、トップモデルである「CN-G1400VD」には、2023年7月末まで地図更新無料のサービスが付帯されている。従来型でもトップモデルには、2か月ごとに配信される「部分地図更新」が無料だったが、2020年モデルはそれに加え、期間中に1回のみ地図をすべて最新にすることができる「全地図更新」がプラスされているのだ。

クルマを乗り換えても移設が容易なポータブルナビだけに、購入後長く愛用する人も多いと思うが、3年後も最新地図に無料で更新できるサービスは非常にありがたい存在だ。

据え置きナビ顔負けの充実ぶりに驚く!

リアルタイムに渋滞を回避する能力には劣るイメージのあるポータブルナビではあるが、CN-G1400VDはVICS WIDEに対応しており、ビーコンや通信機器も不要。付属のFM-VICS用アンテナを装着するだけでVICS WIDEを活用し、渋滞を避けた最適ルートを自動で案内してくれる「スイテルート案内」機能を使うことができる。

なお現在関東エリアの1都6県内では、走るクルマからの情報をビッグデータとして活用する道路交通情報サービスの実証実験を実施中(2020年4月から9月までの予定)。VICS WIDEのプローブ情報を活用出来る道路が大幅に拡大しているので、こちらも積極的に活用したいところだ。

そして、スマホナビなどでは意外と狂いがちな自車位置も、GPS、みちびき、グロナスの3つの衛星に対応することで安定して電波を受信し、高精度Gジャイロとの組み合わせで現在地をより正確に表示してくれる(全モデル)。

充実の安全・安心運転サポート機能

また、全モデルでヒヤリハット地点を事前にお知らせする充実の安全・安心運転サポート機能が備わっており、事故多発地点や一時停止、踏切のほか、急カーブや制限速度まで案内してくれる。さらに、高速道路での逆走注意を促すアラームや、逆走を検知したら警告してくれる機能も備わっている※4ので、両親などへのプレゼントとしてもおすすめだ。

このほか、ワンセグや音楽、動画再生にも対応し、内蔵バッテリーによって約40分~1時間10分ほどの連続使用が可能なので、車外に持ち出して使うこともできるのは据え置きナビにはない点と言える。さらに別売りのACアダプターを手に入れれば、自宅でじっくり旅の計画を立てる事だって出来るのだ。

ポータブルナビは性能的に据え置きナビに劣るというイメージがある人もいるかもしれないが、少なくともそれはゴリラには当てはまらない。それは3年連続シェアナンバーワン※1という事実を見ても明らかではないだろうか。

[筆者:小鮒 康一/撮影:土屋 勇人]

>>■ゴリラ発売25周年記念 誕生祭を今すぐチェック!【2020年10月5日(月)まで】

※1:BCNアワード2020 PNDシェア:全国主要家電量販店・パソコン専門店・ネットショップ2659店のPOS実売統計 集計対象期間:2019年1月~12月

※2:国内市販カーナビゲーションとして。2020年4月27日現在、パナソニック調べ。

※3:調査終了期間:2019年7月、収録エリア:1741都市、無人島など一部離島除く

※4:逆走を検知・警告出来る道路、状況は限られています

Gorilla 2020年モデル 新機能紹介【Channel Panasonic Official動画】

筆者   小鮒 康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後に急転直下でフリーランスライターへ。国産旧車に造詣が深いが、実は現行車に関してもアンテナを張り続けている。また、過去に中古車販売店に勤務していた経験を活かし、中古車系の媒体でも活動中。最近では「モテない自動車マニア」の称号も獲得。
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