楽しみ方は無限大! フォリアテックのスプレー系DIYアイテムたちで愛車を彩ろう|アルバートリック【Vol.3】
ブレーキキャリパーをペイントして足元をドレスアップ
ドイツ生まれのDIYブランドであるフォリアテック。そのフォリアテックの名前を一躍世界に知らしめたのが、ブレーキキャリパーラッカーだ。ハイパフォーマンスカーなどで見られるペイントされたブレーキキャリパーを手軽に自分で再現できるブレーキキャリパーラッカーは、20年以上の歴史を持つフォリアテックの基幹商品のひとつであり、現在でも新色が追加され続けている。
現在は27色もの豊富なバリエーションを誇っており、特に人気の赤系は4種類を用意するほど。これだけバリエーションがあれば、きっとあなたの愛車に合うカラーも見つかることだろう。
なお、ブレーキキャリパーラッカーは初めてキャリパー塗装にチャレンジするユーザーでも簡単に始められるようにキット化されており、塗料、ベースコート(ネオンカラーのみ)、硬化剤、刷毛、ヘラのほか、キャリパーの汚れを落とすためのクリーナーやワイヤーブラシ、手袋も付属されている。
1つのキットで小型車~中型車であれば1台分のキャリパーを塗ることができる量が入っているため、手軽かつ気軽に足元のイメージチェンジをすることができるのも嬉しいところだ。
塗って剥がせる革新的スプレーの「スプレーフィルム」
フォリアテックを代表するアイテムのもう一つが、塗ったあとに飽きたら剥がすことができる「スプレーフィルム」だ。ホイールのイメージチェンジに最適なスプレーフィルムは特別な下地処理も不要で、汚れや油分を落とすだけで施行OKという手軽さながら、しっかりと発色豊かなカラーとなるのも人気の秘訣。
現在はカラーバリエーションも31色と豊富に用意され、ホイール以外の部分にも使用できるので(ただしゴム・木・布・発砲スチロール・プラスチック等、塗装が浸み込む素材や溶けて固着してしまう素材には使用不可)、手軽に雰囲気を変えたい人には打ってつけのアイテムと言えるだろう。
使用環境にもよるが、ホイールに塗装しても1年ほどは持つそうで、万が一剥がれてしまっても重ね塗りをすることで補修ができるので、そこまで神経質にならなくてもOKというのもありがたい。
剥がすときはステッカーを剥がすようにペリペリと剥がすことができるが、メッシュホイールのような入り組んだデザインのものに施行した際は、専用のリムーバーを使うと高圧洗浄機などで簡単にはがすことができる。
▼スプレーフィルムのホイール塗装を動画でチェック
ゴツゴツとした風合いが出せる「ハードロックライナー」
スプレーフィルムの技術を応用した新アイテムが「ハードロックライナー」となる。これは岩のようなゴツゴツした質感を持つ塗料となっており、その見た目に違わず外部からの損傷や影響から車両を守る強度を持ち合わせているのだ。
その強度はコインや鍵など、硬い金属でボディを擦っても全く問題がないレベルで、飛び石の影響を受けやすいフロント周りやドアミラーはもちろん、トラックの荷台などキズ付きやすい部分の保護にも最適といえる。
基本となるカラーは黒とグレーの2色となるが、100色を超える色の中から好みの色をオーダーすることも可能となっており、カスタムの可能性は無限大。自分好みのカラーで愛車を彩ることができるのだ。
そして忘れてはいけないのが、ハードロックライナーを塗布する前にベースコートを塗ることで、スプレーフィルムと同じく飽きたら剥がすことができるという点。これによってなかなか踏み切れない大掛かりなカスタムも躊躇なく行うことができる。
現在は本格的な塗装設備がある場所でないと施行ができないハードロックライナーではあるが、現在、手軽に施行できるようなスプレータイプのものも開発中とのことで、DIY派のユーザーにとっても期待して待ちたいところだ。
フォリアテックは色で遊べるDIYアイテムが豊富
2回に渡ってアルバートリックが輸入するDIYブランド、「フォリアテック」を紹介してきた。自分のクルマをちょっと個性的にしてみたい。色を変えてドレスアップしたい。傷から守りたい。自分でDIYしてみたい。そんなオーナーにピッタリのアイテムが揃っているはずだ。ぜひフォリアテックのサイトで、自分のお気に入りを見つけて欲しい。
- 筆者 小鮒 康一
- 1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後に急転直下でフリーランスライターへ。国産旧車に造詣が深いが、実は現行車に関してもアンテナを張り続けている。また、過去に中古車販売店に勤務していた経験を活かし、中古車系の媒体でも活動中。最近では「モテない自動車マニア」の称号も獲得。