スポーツタイヤに求められるものとは、高いグリップ力と思いのままに操れるハンドリング性能・・・これらがステージを選ばず味わえるということに、我々は常に高い興奮と満足感を抱いてきた。ステアリングから伝わる心地よい振動と素直なダイレクトインフォメーション。さらにコーナリング加速で得られるまさに快感とも言える強力なグリップ力。
そう、タイヤというものはその感触をドライバーへ伝播させ、その車が持つポテンシャルをさらに高めてくれる、まさにエキサイティングなアイテムと言って良いだろう。
今回紹介するミシュランの全く新しい新次元スポーツタイヤ「PILOT SPORT 4」は、どんな路面であれ、走りを愉しむことを徹底追及した、まさにミシュランエンジニアの情熱と魂が注ぎ込まれた珠玉の作品。
テストカーは走行性能を検証する上で最適なFRと4WD車を用意。トヨタ86 GTlimited、そしてメルセデス・ベンツA250 シュポルト 4MATICというスパイスが効いた2台をチョイスした。そしてそれらをナビゲートしてくれるのは元F3レーサーの五味康隆氏。ハイウェイ、ワインディングでその性能を徹底検証してもらった。ドライ、ウェットの両路面でPILOT SPORT 4はどのような顔を覗かせるのだろうか。
さあ早速、新次元のスポーツタイヤのポテンシャルをご覧いただきたい。