知って得するナビ選びのポイント
「あなたは今、使っているカーナビに満足していますか?」
唐突ではあるが普段何気に使用している自分のカーナビ、「ドライブ中にこれをやりたいと思った機能はストレスなくすぐに使えているか」「走行中、急にコンビニに立ち寄りたい時、思ったように操作することはできるか」など現在のカーナビの進化に対して理解が薄くなっている。言い換えれば、自分のカーナビが時代から遅れていることに気がついていないのである。
では現在のカーナビはどの位進化しているのだろうか。この機会にカーナビを選ぶ際に覚えておきたい「5つのポイント」を解説しよう。
■これがカーナビの5つのポイント
①まず最近話題になっているのがUI(ユーザー・インターフェース)である。元々ハードキーとタッチパネルをメインに進化してきたカーナビのUIだが、ここに来てクルマというある意味特殊な環境下において「ユーザーの気持ち」を考慮したUIへの進化が見受けられる。
②地図画面の見やすさや美しさ。①のUIにも連携する部分であるが、瞬時に自分が欲しい情報、具体的に言えば、信号の名称や渋滞情報などをすぐに認識できなければナビとしての意味はない。ひとつの画面の中でナビとAV機能を効率よく表示する機能が求められる。
③多様化するAV機能に対する対応度。高画質の地デジ再生はもちろん、iPhoneやiPodだけでなく、デジタルオーディオプレイヤーも有線だけでなくBluetoothによるワイヤレス接続などユーザーの使い方も様々である。またこれだけ多彩なメディアが増えてきている中、CDからナビへの高音質リッピング(楽曲録音)も根強い人気がある点も無視できない。
④日々増え続ける道路や施設に対するナビ側の地図更新機能。当然と言えばそれまでだが、これはルート案内と並んでカーナビのコアとも言える重要な部分。しかし最近の道路延伸や施増設に対し、ナビ側がどれだけ対応できているかというとかなり心配な部分もある。
⑤車種への取り付けのしやすさやフィット感。従来の主流であった幅180mmの2Dサイズだけでなく、最近の新車では幅200mmのワイドコンソールが増えてきている。幅が増えることでボタン類の自由度は増すが、それゆえにデザイン面でのフィット感も重要である。また一部の輸入車などコンソールの形状が特殊な場合、オンダッシュに取り付けられるナビも選択肢に入ってくる。
実際クルマを購入する際、販売店では同時に取り付けができる純正ナビを勧められることも多いが、あえて筆者は「待った」をかけたい。本当にその流れにただ乗るだけでいいのだろうか・・・と。そこで出てくるのが「市販ナビ」っという選択肢である。
実は前述した5つのポイントを全部クリアできるナビはそれほど多くはない。今回チョイスした楽ナビはこのポイントを満たすことはもちろん、15年という歴史によるブランド価値の高さ、何よりもユーザーに支持されることで進化を続けてきた実績がある。言い換えれば業界を牽引してきた商品でもあるわけで、市販No.1の楽ナビを体感しないというのはあまりにも「もったいない」のである。