トヨタ トヨタ、東京モーターショー2013へ次期「ノア・ヴォクシー」のハイブリッドコンセプトモデルなどを出展 -新型ノア・ヴォクシーハイブリッドは2014年年初に発売予定-
記事・レポート 特集 モーターショー 東京モーターショー 2013 トヨタ トヨタ、東京モーターショー2013へ次期「ノア・ヴォクシー」のハイブリッドコンセプトモデルなどを出展 -新型ノア・ヴォクシーハイブリッドは2014年年初に発売予定-
トヨタは、11月20日(水)から12月1日(日)までの12日間、東京ビッグサイトで開催される第43回東京モーターショー2013において、前回に引き続き「FUN TO DRIVE, AGAIN.」の考えのもと、クルマの楽しさを追求する未来のモビリティライフを提案、参考出品車8車種や市販乗用車を出展する。
今回、2015年に市販を開始する燃料電池車、直感で通じあうことで愛着を感じられる未来のクルマを具現化したコンセプトカー、また、誰もが笑顔になれる日本ならではの“おもてなし”を感じさせる次世代タクシーなど、以下の参考出品車を展示する。
次世代スペースミニバン「VOXY CONCEPT」「NOAH CONCEPT」
次世代燃料電池自動車「TOYOTA FCV CONCEPT」
直感で通じ合える未来のクルマ「TOYOTA FV2」
次世代の日本のタクシー「JPN TAXI Concept」
このほか、コンパクトハイブリッドスポーツ「AQUA G SPORTS」をはじめ、今年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアしたパーソナルモビリティ「TOYOTA i-ROAD」、オープンFRスポーツ「FT-86 Open concept」も出展する。
家族の夢を丸ごと載せる広々とした室内空間を実現し、Fun、Utility、Nenpi(燃費)を高次元で融合する「Spacious FUN BOX」をキーワードとした次世代スペースミニバンコンセプト。
日本市場において2014年年初に発売予定。
・新開発の低床フロアにより、クラストップレベルの広い室内空間や優れた乗降性を実現。7人乗り仕様車は、2列目にクラス初となる超ロングスライドのキャプテンシートの採用によって、多彩で快適なシートアレンジが可能。
・2.0Lガソリンエンジン車に加え、クラス初の本格ハイブリッドシステムを搭載した1.8L ハイブリッド車をVOXY CONCEPT 、NOAH CONCEPTの両車種に設定。ハイブリッドバッテリーの適正配置により、ミニバンの高いスペースユーティリティを維持したまま、クラスを超えた圧倒的な低燃費や航続距離を実現。
・「EMOTIONAL BOX」を共通のデザインコンセプトとして、車外からでも室内の広さがわかる力強いハコ(箱)とし、2車種それぞれに個性豊かな表情と魅惑的な印象を付与。NOAH CONCEPT(標準仕様)はコンパクトミニバンの王道を行く堂々とした雰囲気をフロントマスクに表現、VOXY CONCEPT(エアロ仕様)はエアロ専用パーツが低重心と迫力のワイドボディを強調し圧倒的な存在感を表現。
・クルマいす仕様車(ウェルキャブ)には前倒しのスロープや後付シートを装備。車いすを用いない場合に“普通のクルマ”として使える新たなウェルキャブのスタイルを提案。さらに、車いすでの移動を快適なものとするチルトダウン機構付の車いすなど、多様化する車いすの使用が可能。
車名 |
全長 |
全幅 |
全高 |
ホイールベース |
乗車定員 |
VOXY CONCEPT (ガソリン車・エアロ仕様) |
4,710mm |
1,730mm |
1,825mm |
2,850mm |
7人 |
NOAH CONCEPT (ハイブリッド車) |
4,695mm |
1,695mm |
1,825mm |
2,850mm |
7人 |
実用性の高いセダンタイプの次世代燃料電池車(FCV)のデザインコンセプト。未来の水素エネルギー社会実現に向け、トヨタは2015年にFCVの市販を開始する。
・セダンタイプの専用ボディに、小型・軽量化した時車開発の新型燃料電池(FCスタック)や70MPa高圧水素タンク2本を、床下に配置した高効率パッケージ。
・エクステリアは、カタマラン(双胴船)をイメージした独自のデザイン様式を採用し、FCVならではの大容量発電の強さと先端環境技術のスマートなイメージを表現。フロントには、FCVの特長である「空気を吸い水を生成する」イメージをシンボライズした大型サイドラジエターグリルを採用。
サイドビューは、空気から水への流れを豊かなドア断面で表現するとともに、リヤビューでは、カタマランのリヤをモチーフに水が流れるイメージを表現。また、充填利っどには水の波紋をモチーフにしたデザインを採用。
・新型FCスタックは、現行モデル「TOYOTA FCHV-adv」に搭載したスタックに比べ、2倍以上の出力密度3kW/Lを実現。小型・軽量化を実現しつつ、出力は100kW以上を達成。
・FCシステムには、高効率の昇圧コンバーターを採用。高電圧化により、モーターの小型化と燃料電池のセル数削減を可能とし、FCシステムの小型・高性能化とシステムコストの低減に寄与。
・実用航続距離は500km以上。また、水素充填は3分程度とガソリン車並みの短時間で満充填可能。
・外部電源供給能力は、一般家庭の使用電力1週間分以上。
車名 |
全長 |
全幅 |
全高 |
ホイールベース |
乗車定員 |
TOYOTA FCV CONCEPT |
4,870mm |
1,810mm |
1,535mm |
2,780mm |
4人 |
自動運転技術が普及した世界でも「Fun to Drive」が感じられる、未来の「愛車」を具現化したコンセプトカー。「直感で通じ合えるクルマ」をコンセプトとし、ヒトとクルマが「カラダ」と「ココロ」で通じ合うことでクルマに乗ることが楽しくなり、乗れば乗るほど愛着が感じられるパートナー。
・「カラダ」で通じ合う:ハンドルではなく、ドライバーの体重移動によって、前後左右の直感的な運転操作が可能。また、周辺の車両や交通インフラと通信で繋がることにより、危険を予知し回避するなど、TOYOTA FV2がドライバーの安全運転を支援。
・「ココロ」で通じ合う:「TOYOTA HEART」とリンクして、ドライバーとともにTOYOTA FV2も成長。音声認識や画像認識などによりドライバーの感情を推測、その感情とともに蓄積された運転レベル情報や走行履歴からドライバーの状態に合わせてお勧めの行き先を提案するなど、移動の楽しさへと導くパートナーとなる。
また、フロントガラスへのAR表示に加え、ボディに設置したディスプレイ部の色や表示項目を自在に変化させることで、あたかも「愛馬」のようにドライバーとコミュニケーションする新たな関係を構築。
車名 |
全長 |
全幅 |
全高 |
ホイールベース |
乗車定員 |
TOYOTA FV2 |
3,000mm |
1,600mm |
990mm(駐車時) |
2,360mm |
1人 |
1,780mm(運転時) |
みんなが乗りたくなる、そして笑顔になる。日本の街の風景を変え、日本ならではの“おもてなしの心”から生まれた次世代タクシーコンセプト。
・取り回しの良いボディサイズに、優れた乗降性とゆとりある室内空間を実現した次世代タクシーパッケージ。大開口電動スライドドアに、低いフロア地上高と段差のないフラットなフロアが相まって優れた乗降性を実現。子供や高齢者も楽に乗り降りできるよう配慮したほか、日常での使いやすさを追求した開放的な室内空間も確保。
・タクシーの走行パターンに最適な、優れた環境性能と経済性をもつ新LPGハイブリッドシステムを採用。
・お客様が乗り降りする助手席側電動スライドドアを中心にデザインした親しみのあるプロポーション。表示パネルやランプ類は視認性や安全性に配慮。
・「おもてなし」の客室デザインに、ユニバーサルデザインを優しくモダンに表現。大型モニターには、行き先までのルートや料金目安といったお客様の知りたい情報を表示、空調や照明とともに快適な移動空間を提供。
・運転席は、多様な計器類を集約し、プロとして誇りを持てる機能的な空間をコーディネート。
・国土交通省「標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定要領」の考え方に適合
車名 |
全長 |
全幅 |
全高 |
ホイールベース |
乗車定員 |
JPN TAXI Concept |
4,350mm |
1,695mm |
1,700mm |
2,750mm |
5人 |
アグレッシブの中にも知的で躍動感のあるスタイルに、走りの楽しさとハイブリッド車ならではの低燃費を両立した、コンパクトハイブリッドスポーツ。
日本市場において、2013年11月下旬に発売予定。
・「走りの味」「クルマの楽しさ」を提供するためにGAZOO Racingのテストドライバーがトータルチューニングを実施した、大人が楽しめるスポーツコンバージョン車。
車名 |
全長 |
全幅 |
全高 |
ホイールベース |
乗車定員 |
AQUA G SPORTS |
4,055mm |
1,695mm |
1,420mm |
2,550mm |
5 |
超小型パッケージによる、バイク並みの使い勝手と車に近い快適性・安定性を両立した、新しい乗り味と楽しさを提供するパーソナルモビリティのコンセプトモデル。
・全幅850mmのコンパクトかつクローズドなボディに、左右前輪が上下して車体の傾きを最適かつ自動的に制御するアクティブリーン機構を採用。ドライバー自身が車両のバランスを保つ必要がなく、クルマやバイクとは全く別次元の一体感のある爽快な走りを実現。
・2014年より、愛知県豊田市で運用する都市交通システム「Ha:mo」や、仏ルノーブル都市圏における超小型EVシェアリングに投入するなど、今後、利用者の幅広いニースに応えていく。
車名 |
全長 |
全幅 |
全高 |
ホイールベース |
乗車定員 |
TOYOTA i-ROAD |
2,350mm |
850mm |
1,445mm |
1,700mm |
2 |
コンバーチブルならではの「自然との一体感」を付与するとともに、スポーティカラーの王道であるレッドを進化させたフラッシュレッドをボディカラーに採用。
・将来のスポーツカーのスタディモデルとして、86をベースに制作。東京モーターショー仕様として、外板色にフラッシュレッドを採用。電動開閉式のソフトトップを装備し、ベース車の86がもつ運転する楽しさやクルマとの一体感はそのままに、コンバーチブルならではの「自然との一体感」を付与。
車名 |
全長 |
全幅 |
全高 |
ホイールベース |
乗車定員 |
FT-86 Open concept |
4,240mm |
1,775mm |
1,270mm |
2,570mm |
4人 |
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