あなたのクルマをオンライン化できる車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」でドライブしてみた|パイオニア カロッツェリア【PR】

世の中Wi-Fiだらけなのにクルマだけオンライン化が遅れてる?

家の中やオフィスだけでなく、電車も飛行機も、レストランやショッピングモールも、いろんなところでWi-Fiが普通に使えることが、もはや当たり前の毎日。在宅ワークやリモート会議なども増えて、さらにWi-Fiは欠かせない存在になっている。

でもこれまで、「あったらいいのにな」と思いつつ、なかなか叶えられなかったのが、クルマで移動中に使えるWi-Fiだ。自動車メーカーによっては、独自のサービスでWi-Fiを提供しているところもあったが、新車を買わなきゃ付けられなかったり、月々のお値段もちょっと高め。中古で買ったマイカーにも簡単に付けられて、リーズナブルに使えるWi-Fiって、ないのかしら?

さまざまなクルマをオンライン化する車載用Wi−Fiルーターが登場

そう思っていたところに登場したのが、このパイオニア カロッツェリアの車載用Wi-Fiルーター、通称クルマWi-Fi「DCT-WR100D」。見た目はフリスクくらいの小さな箱型で、とっても軽い。これなら狭い車内でも設置場所に困ることもないし、電源ソケットに差し込むだけで、すぐに使用可能となるのがすごいところだ。

でも、見た目は小さくて簡単に使えても、カロッツェリアが作るからには、見えないところにこだわりがたくさん。まず、クルマの中というのは温度変化が激しく、冬はマイナス、真夏は60度に達することも。電化製品にとって過酷な状況でも、車内に置きっ放しにできる耐久性が備わっている。日本は湿度も高いので、動作時湿度は90%以下。既存の持ち運び用のWi-Fiルーターより、車載ならではの環境に適した性能を持たせてあるのが頼もしいところだ。

そして本体価格は2万5000円(税別)と、最初はちょっと高いかなと思うものの、一度購入すればずっと使えるし、クルマを複数台所有している人は、この車載用Wi−Fiルーターが1つあれば他のクルマでも使えるのもメリット。通信は高速な「docomo in Car Connect」のLTE回線を使う。

料金プランは使い方に合わせて3つ

気になる料金は3タイプから選べるのもうれしい。月に数回しかドライブしない、というなら1日500円のプラン。旅行や帰省などでちょっと長めに使いたいなら、30日1500円のプラン。通勤などで毎日クルマを使うという人には、365日12000円のプランがある。これを2年使う想定で月割りにすると、本体費用と合わせても実質月額2041円と、かなりリーズナブルだ。もちろん、使えば使うほどお得になる。

DCT-WR100Dと一緒にプチドライブへGo!

今回はさっそく、そんな車載用Wi-Fiルーターを持ち出して、都心を抜け出すプチドライブに出かけてみた。運転席に乗り込んだら、センターコンソールのポケット部分に設置されている電源ソケットに差し込んで、本体は収納トレイの上に置くだけ。あとはクルマのエンジンをONにすれば、同時にスマートフォンやタブレット、PCなど5台まで接続可能なWi-Fi空間に早変わり。クルマに搭載されている最新の楽ナビと組み合わせれば、スマホのパケット代を気にすることなく、ストリーミング音楽や動画配信などを大きく美しい画面で楽しめるようになる。

我が家は5歳の娘がいる3人家族だが、仕事もプライベートもほぼクルマで移動するため、とにかく移動時間が長い。今日は1人で気ままなドライブだから、娘がいると聴かせてもらえない、好きな洋楽でもBGMにしよう。車載用Wi−Fiルーターとスマホをつなげて、楽ナビとつないでしまえば、パケットを気にせずストリーミング音楽も大きな画面で好きな曲を選んで、いい音で音楽が楽しめる。これだけですでに、いつもの景色が優雅に思えてくるから不思議だ。

近ごろはコロナ禍でクルマ移動を好む人が増えているからか、朝の通勤ラッシュが終わっても交通量が多めで、首都高のジャンクションはノロノロ渋滞。こんな時、もし娘が一緒だったら「つまんない! まだ着かないの?」と文句を言われていたはず。

でも車内でWi-Fiが使えるなら、そんな娘にすかさず「じゃあ、なんか映画でも見る?」と言えるではないか。今まではパケット代が気になって、娘が「なんか見たい」と言っても「ダメ」の一点張りで頑張ってきたけど、それでむくれてしまって目的地に到着してもご機嫌斜めのことが多かった。タブレットで見せてもいいし、後席に専用のモニターを設置すれば、娘とパパで別々の番組を見ることもできる。これできっと、親子ゲンカも減ることだろう。

高速なLTE回線の接続でしかも通信量無制限

パイオニア カロッツェリアパイオニア カロッツェリア

しかもすごいのが、LTEデータ通信量の制限ナシで、全国エリアで利用可能! だから、どこへ行っても快適に通信でき、山間部などでも途切れないというから、地方のサーキットへ行く機会が多い我が家のように、日本全国あちこちへドライブで出かける人たちにも心強いはずだ。

パイオニア カロッツェリアパイオニア カロッツェリア

また、今後もし娘が英会話などの習い事を始めたら、最近はオンラインレッスンも増えているので、移動しながら受けられるようになる。娘は来年から小学生だが、近ごろの小学生はけっこう忙しいらしいから、これなら効率よく時間が使えそうだ。

それに、コロナ禍が落ち着いて対面レッスンができるならば、娘を教室まで送り届けたら、私は車内で待つ間に好きなドラマや映画を心ゆくまで見たい! 家のテレビで録画しても、家事育児に追われていつも途中で泣く泣くお預けになってしまうから、車内でWi-Fiが使えるなら、ここぞとばかりに続きを見てやるぞ、と想像するだけで嬉しくなってしまった。

車載用Wi-Fiルーターならクルマがリモートワークの空間としても使える

さて、好きな音楽に包まれながら海を目指して走っていたら、仕事の締め切りをすっかり忘れていたことに気がついた。どうしよう、といつもなら慌ててしまうが、今日は落ち着いてサービスエリアに入った。この駐車場で少し、車内でPCを開いて仕事を片付けてしまおうという作戦だ。カロッツェリアの車載用Wi-Fiルーターは、基本的には走行中のみ使えるようになっているが、駐車した後も60分まではWi-Fiが使用可能。なので、駐車場で後席に移動し、ノートPCを開いてメールチェックや仕事もサクサクとできるのがとっても助かる。

そしてここで、夫から連絡が入った。夫婦で始めたYouTubeチャンネルに、新しい動画をアップしたのでチェックしてほしいという。それならばと、楽ナビのHDMI入力に差したAmazon Fire TV StickでYouTubeを選択し、チャンネル検索。スマホで見てもいいけれど、やっぱり大きくて画質のいい画面で見るのは、ちょっと格別だ。

それに、もし誰かが運転してくれている時なら、後席で移動中にオンラインミーティングだってできる。在宅ワーク中でも、家だと子供が騒がしかったり、近隣が工事中でうるさかったり、なかなか落ち着いてミーティングがしにくいな、という場合あるものだが、愛車の中がリモートワークスペースになるのはありがたいことだ。

LTE回線を使ったインターネット接続で「できること」が広がる

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こうしてちょちょいと仕事を片付け、再びドライブして海に到着。しばしボ〜ッと波を眺めていると、すっかり全身がリフレッシュした気分だ。ここで気がついたのは、この車載用Wi-Fiルーターがあるだけで、想像以上の「できる」が手に入るのだということ。

移動時間が長めでも渋滞でも、子供が退屈しない。これまで無駄だった待ち時間が、有意義な時間に変わる。出先で急な仕事が入っても、すぐに対応できる。リモートワークだって、どこにいてもできる。

こんなにたくさんの「楽しい・便利・助かる」をもたらしてくれるパイオニア カロッツェリアの車載用Wi-Fiルーターは、もっともっと行きたい場所へ、クルマで自由に行くことを後押ししてくれる、魔法の小箱のようである。

筆者   まるも 亜希子
大学卒業後、編集プロダクション株式会社エディトリアル・クリッパーに就職、自動車雑誌「ティーポ(Tipo )」の編集者として6年間勤務。2003年にフリーランスとして独立。現在は雑誌やウェブサイトの自動車関連記事に出演・寄稿している。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、日本自動車ジャーナリスト協会会員。
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