チューニングのプロフェッショナルが選ぶ鍛造ホイール

最高速で名を馳せた名門チューナーで腕を磨き、スポーツ性能を引き上げることを続けてきたカーショップポルシェの藤本代表。 そんなチューニングのプロフェッショナルにとって、BBSの鍛造ホイールはどのような存在なのだろうか?

突っ込んだサイズが欲しい

「うちはサーキットを走るお客さんも多いのですが、そういう人は、普段履き用とサーキット用で最低2~3セット、ホイールを用意するんです。サーキット用でとなると、もうちょっと突っ込んだサイズが欲しいですね。いわゆるチューナーサイズ的な設定があると、サーキットでも履きやすくなると思います」

自らもGT-Rで走り込む藤本さんらしい着眼点だろう。軽量で、高剛性で、バランスがいいから、その性能をサーキットで使い倒したい。もっとタイムを縮めることができるだろうし、もっとタイヤも上手く使えるだろう。そう考えるサーキットユーザーは少なくないはずだ。

ファミリーカーだからこそ感じられることがある

スポーツカーや高級車とのマッチングは想像できるが、藤本さんは非力なクルマにも積極的に装着して欲しいという。

「ホイール自体の重量が軽いので、一番力を必要とする静止状態からの転がり出しがいいんです。だから非力なクルマに履いて、その効果を体感してもらいたいんです。普段遣っているクルマだと、違いがより明確にわかるはずです。うちはGT-Rだけじゃなくて、何でもやりますから」

デモカーであるR35 GT-Rや911、ノート NISMO e-Powerはともかく、ソリオやタントにまでBBSを履いているのがその証拠。そうすることで、来店したあらゆるクルマに、BBSを選んでもらえるというわけだ。

「結構奥様がお財布を握っている場合が多いじゃないですか。だからまず奥様のクルマでBBSの良さを体感してもらえば、ご主人が自分のクルマにBBSを履きたいって言っても納得してもらえるんじゃないかなと(笑)」

BBSの鍛造ホイールの性能を知り尽くした藤本さんだからこそ、「まずは奥さんのクルマを」というその言葉には説得力があった。

Car Shop Polsche Demo Car/日産 R35 GT-R

SPEC WHEEL●BBS RI-D F&R:11×20+15 TIRE●YOKOHAMA ADVAN AD08B 285/35ZR20 SUSPENSION●ENDLESS ZEAL

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SHOP INFORMATION Car Shop Polsche(カーショップ ポルシェ) 山梨県南アルプス市東南湖952-2 TEL.055-284-0813 http://www.polsche.com/

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取材協力 道の駅 富士川 山梨県南巨摩郡富士川町青柳町1655-3 TEL.0556-48-8700 http://www.michinoeki-fujikawa.jp/

執筆・監修
MOTA編集部
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