輸入車のプロフェッショナルから見たBBSホイールとは？

「ここ数年では、RI-Dは売れていると感じますが、皆さん納得して買っていただいてますし、ご満足いただけていますね」

共通のデザインをもつRI-DとFI-R。前者は超々ジュラルミン鍛造で、後者はアルミ鍛造。素材が違うと、乗り味もまったく変わってくる。超々ジュラルミンは、非常に硬い。通常金属は硬くなると弾性が落ちて割れやすくなる。しかしRI-Dは弾性があり、捻じれても元に戻り、割れにくい。剛性と弾性の絶妙なバランスが、BBSの技術というわけだ。

「硬いだけじゃない、剛性があって柔らかい感じです。回転部分が軽いですから、タイヤやサスペンション、アームやブッシュなどに伝わる負担が少ないんですね。ということは、クルマに対しても優しいわけです。確かに価格は高いと思います。でもライフで考えたら、実は安いということに気が付いてもらえると思います」

ホイール単体で見ると、高額に思えるBBSのホイール。しかし、使用すること、そして使い続けて行くことを考えると、価格以上にプラスαの領域がずいぶんあることがわかるだろう。

ラインアップのなかには、LMといった驚くべきロングセラーモデルが存在し、限定モデルも毎年のようにリリースされている。そのいっぽうで、RI-Dなどでは新しい素材を使ったり、FI-Rのように新しいデザインを生み出すなど、常に進化をし続けている。

あらゆるホイールのなかでもBBSは突き抜けた存在と語る高麗店長。間違いのない商品だと確信し、信頼しているからこそ、お客様にオススメできるというわけだ。