Vol.6Awesome Driving Experience
MINIファミリーの基本となる3ドアを比較する

全方位的にプレミアム化した
「COOPER S」の乗り味

クーパーの上級グレードとなるクーパー“S”は、文字通りクーパーの性能を全方位的にプレミアム化した乗り味が印象的だった。
搭載されるエンジンは排気量が2リッターとなる、直列4気筒ツインパワーターボ。280Nm/1350-4600rpmの最大トルクが物語る通り、そのドライバビリティはクーパーに対して一枚、いや二枚ほど上手。どこからアクセルを踏み込んでも余裕をもった加速が得られ、それゆえにむしろゆったりとした気持ちで街中を運転することができる。
またこのシャシーに対して試乗車はオプションとなる可変ダンパーを備えており、ノーマルモードではその乗り心地も幾分ソフトに躾けられていた。

ガッシリボディに矢のような走り
無敵感が漂うクーパーS

ハイパワーな2リッターターボエンジンと、センター出しのデュアルエキゾーストがスポーティな装いのクーパーS

ただスプリングおよび17インチタイヤの剛性はスポーティにセットされているため、高速巡航ではノーズの動きがやや過敏で、真っ直ぐ走っていても、少しだけ落ち着きのない印象を覚える。
だがそんなときは、「スポーツモード」を選べばいい。これによってダンパー減衰力が高まり、電動パワーステアリングの保持力もグッと上がって、クーパーSと呼ぶに相応しいスタビリティが得られるのである。

こうなるとクーパーSには、ちょっとした無敵感が漂ってくる。ガッシリとしたボディに相応しい、引き締まった足まわり。ショートホイールベースのボディを安定させて、矢のように突き進む走りが得られるのである。

ドライバーの意志に
呼応するワインディング

引き上げられたパワーに対応するため、フロントにはインテークを追加。ルーフエンドには空力性能を引き上げるスポイラーを装着している

この高い運動性能を楽しむなら、やっぱりワインディングが良い。ということで当日は、関東近郊の山まで足を伸ばしてみた。
つづら折りになった峠道、その上り坂を3ドアのクーパーSは、本当に力強く登って行く。短い加速区間でも7速DCTのギアリングは、この2リッターターボをきっちりトップエンドまで回しきる。高回転での伸びやかさは、ハイパワーなガソリンエンジンならではの美点。

トルクだけで言えばディーゼルも魅力だが、何と言ってもアクセルのオン・オフに対する追従性がよく、運転にリズムが生まれる。高いボディ剛性を極上な乗り心地にまで昇華した5ドアはとても魅力的だが、この走りはショートホイールベースの3ドアじゃなければ得られない。

コーナーの手前ではブレーキが確実に車速を落とし、ハンドルを切り込むとタイヤがグッと路面をつかむ。回り込んだカーブでもその感触は途切れず、安心して舵を切れる。なおかつリアタイヤもしっかりと接地しており、走りに危なげがない。

TEXT/山田弘樹 PHOTO/土屋勇人

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