そうこうしているうちに、海の見える公園へ到着です。ここではせっかくなので、飯田さんが車庫入れを体験してみることに。「初めてのクルマ、緊張するけど大丈夫かな~」とやや不安そうな飯田さんですが、シフトレバーを「R」に合わせると、ナビ画面に大きく鮮明な画像が表示されてホッとした表情になりました。
ハンドルを回していくと、進路予測のラインが出るので、それを見ながら調整することもでき、メーター横のモニターにはタイヤがどっちを向いているのか、角度がわかるイラストも表示されます。どちらにハンドルを回したかわからずパニックになりがちな人も安心。「これなら、低いポールや縁石などもちゃんと見えていいですね」と飯田さんも着実にバックで駐車を完了。まっすぐに停められて嬉しそうでした。※1
そしてここでチェックしたのは、N-WGN自慢の使いやすいラゲッジスペース。Honda独自の低床技術を活かした低フロアは、地上からわずか約490mm。備え付けのボードでその高さを仕切って使える「2段ラックモード」なら、重い荷物や積みっぱなしの趣味の道具などは下段に、毎日の買い物は上段にと積み分けができるのです。しかも、上段はちょうどスーパーのショッピングカートと同じくらいの高さなので、カートから荷物の移し替えもラク。ボードを後席に引っ掛ければ、大きなスーツケースなどもすっぽり入る「ローフロアモード」になります。
試しに高橋さんにベビーカーを積んでもらうと、4人乗車の状態でもしっかり積めて、下段にマザーズバッグなども入るので、「これはすごく便利。子供のボールなど転がりやすいものも、ここに入れておけば気にならないですね」と絶賛でした。後席のスライド、左右別々に前倒しができ、荷物に応じてフレキシブルに使えるのも嬉しいところです。
さあ、帰り道はN-WGNに全車標準装備となっている先進の安心運転支援システム「Honda SENSING」を体験してもらいます。高速道路など自動車専用道路で前走車との適切な車間距離をキープして追従してくれる「渋滞追従機能付きアダプティブ・クルーズコントロール(ACC)」※2 をはじめ、車線内を走行できるようにステアリング操作を支援してくれる「LKAS(車線維持支援システム)」※3 など、安心して走れるサポートが手厚く揃っているのです。
2人とも追従機能は初体験とのことで、「えっ? 今、まるもさんがペダル踏んでるんじゃないんですか?」とビックリ。前走車がブレーキを踏むと、それに合わせてN-WGNも減速してくれて、すごく自然なフィーリング。これなら、こうした機能が初めての人でも違和感なく安心感が得られます。
また、高速道路だけでなく市街地でも、うっかりミスや見逃しによる事故を未然に防ぐ機能が盛りだくさんです。車両や歩行者との衝突の危険を知らせ、緊急時にはブレーキをかけて衝突回避を支援してくれる「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」※4 は、Honda車で初めて横断中の自転車も検知するようになりました。不注意による急発進を防止する「誤発進抑制機能」※5 や「後方誤発進抑制機能」※6 、歩行者との衝突回避を支援する「歩行者事故低減ステアリング」※7 や、車線を検知してはみ出さないように支援する「路外逸脱抑制機能」※8 など、毎日の運転から頼もしいサポートを実感できることでしょう。
こうして、1日たっぷりチェックしてもらったN-WGN。最後に2人にまとめの感想を聞いてみました。
「1台のクルマには、こんなにもたくさんのこだわりがあるんだってことを、人生で初めて知りました(笑)。今から乗りはじめて、もし今後結婚して子供ができても、ずっと大切にできそうだなと思いました」と飯田さん。
「子供と一緒だととにかく荷物が多いし、乗り降りにも気を使うし、室内がゴチャゴチャになりがちなので、そういうストレスがなさそうで羨ましくなりました。軽自動車は安全装備がどうなのかな? と思っていたんですけど、N-WGNならすごく安心ですね」と高橋さん。
2人とも、それぞれの立場でN-WGNの魅力をしっかりと感じ取っていただけたようです。ひとりの時も、誰かと一緒の時も、女性の毎日に寄り添ってくれる優しさと頼もしさ。N-WGNはそれをちゃんとわかっている軽ハイトワゴンなのです。
※ Honda SENSINGは、ドライバーの運転支援機能のため、各機能の能力(認識能力・制御能力)には限界があります。
各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いいたします。
※1:パーキングセンサーシステムは、車両や周囲の状況によりシステムが正しく作動しない場合があります。システム使用時も直接目視で周辺の安全確認を行いながら運転してください。
※2:渋滞追従機能付ACCは、0km/h以上で作動します。前方車両に接近しすぎる場合には、ブレーキペダルを踏むなどして適切な車間距離を保ってください。 急なカーブや加速・減速の繰り返しが少ない、高速道路や自動車専用道路などを運転するときに使用してください。
※3:LKAS〈車線維持支援システム〉は、約65km/h以上で作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者がステアリングから手を放した状態や、運転者が意図的に車線を越えるようなステアリング操作をしているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。急なカーブや加速・減速の繰り返しが少ない、高速道路や自動車専用道路などを運転するときに使用してください。
※4:衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉は、約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある前走車、歩行者、移動する自転車、または対向車に対して衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に作動し、自動的に停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を図ります。対向車、歩行者、移動する自転車に対しては、自車が約100km/h以下で走行中の場合に作動します。
※5:誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で走行しているとき、自車のほぼ真正面の近距離に車両などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだ場合に、エンジン出力を抑制し、急な発進を防止するとともに、音と表示で接近を知らせます。
※6:後方誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で後退しているとき、自車のほぼ真後ろの近距離に車両などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだ場合に、エンジン出力を抑制し、急な後退を防止するとともに、音と表示で接近を知らせます。
※7:歩行者事故低減ステアリングは、約10km/h~約40km/hで走行中に、システムが歩行者側への車線逸脱と歩行者との衝突を予測した場合に、ステアリング操作による回避を支援します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません
※8:路外逸脱抑制機能は約60km/h~約120km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
筆者/まるも亜希子 撮影/小林岳夫
Honda N-WGN L・Honda SENSING 主要スペック