清水草一的、2012年カー・オブ・ザ・イヤーはどのクルマ!?

清水草一的、2012年カー・オブ・ザ・イヤーはどのクルマ!?
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清水草一的、2012年カー・オブ・ザ・イヤーはどのクルマ!?

まあ、皆と同じことを言っても仕方ないので、最も感動したクルマということで言えば、フェラーリ 458スパイダーです。

「この世にこれほど甘美な乗り物があったのかあっっっ!」

この世に降りた最後の天使の如き美しいフォルム、ありえない加速、UFOのように自由自在に曲がるシャーシ。しかもボタンひとつでオープンになり、サウンドもすばらしい。考え得る最も贅沢なスポーツカーでありながら、価格は3,000万円ちょっと。私は5億円の価値はあると思いましたので、ものすごくお買い得です!

しかし、新車のフェラーリを買うのはぜんぜん無理だったので、私は今年、オープンではない方の「458イタリア」の中古車を買いました。それでも2,580万円。もはや人生の精根尽き果てました……。

もうちょっとフラットな視点から判断すると、BMW 3シリーズは、あらゆる意味でオールマイティであり、完璧な乗用車だと思います。

特に素晴らしかったのは、アクティブハイブリッド3のMスポーツ。これだけの実用性を持ちつつ、これだけ快速で、これで乗り心地抜群で、燃費もそこそこいい。まったく死角がありません!あ、値段が高いな。

お値段を考えると、クリーンディーゼルを積んだ320i/dが一番魅力的ですね。お金があれば欲しいです。フェラーリで全部使ってしまったのでないですが。

意気で判断すれば、マツダのスカイアクティブDこそが、2012年のMyカー・オブ・ザ・イヤーです。これだけ画期的な技術を、マツダという小さな自動車メーカーが独力で開発したという事実には、涙が止まりません。

アテンザは、価格の安さを考えれば、BMW 3シリーズにも十分対抗できるクルマです。CX-5も最高です。

私が2012年に買ったもう一台のクルマは、トヨタのアクアです。

都内のゲタから、少し遠乗りくらいまでなら、大変すぐれたクルマですよ。なにしろトヨタのHVは渋滞に強い!渋滞に巻き込まれると、かえって燃費が上昇するので、心が癒されます。これは日本では非常に大きな武器です。

ということで、この4台が私のカー・オブ・ザ・イヤーです!

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清水 草一
筆者清水 草一

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。代表作『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で交通ジャーナリストとしても活動中。雑誌連載多数。日本文芸家協会会員。記事一覧を見る

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