ボルボのワークス直系コンプリートカー「S60/V60 ポールスター」が記念すべき2017年に有終の美を飾る(1/3)

2017年はポールスターにとって忘れられない1年になった

ボルボのワークスチューナー「Polestar(ポールスター)」にとって、2017年は忘れられない年になった。

一つはWTCC(世界ツーリングカー選手権)でポールスター・シアン・レーシングがドライバーズ/マニュアクチャラーズの2つの世界タイトルを獲得。

ちなみにドライバーのT・ビヨーク選手は、スウェーデン人初のカーレース世界チャンピオン、シアンレーシングは1996年からモータースポーツに参戦してから初の世界タイトル獲得となる。

WTCC参戦は、世界タイトル獲得まで5年計画を立て、2016年から参戦を開始したが、わずか2シーズン目での目標達成。この辺りは、かつて240ターボでグループAを席巻した「強いボルボ」の復活だった。

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ワークス直系のコンプリートカー「ボルボ S60/V60 Polestar」にいよいよファイナルモデル

そんなモータースポーツ直系のパフォーマンスブランドであるポールスターだが、2014年から導入されたワークス直系のコンプリートカー「S60/V60 Polestar(ポールスター)」のファイナルモデルが2017年10月に登場した。

この"ファイナル"は二つの意味がある。一つはベースとなるS60/V60が世代交代間近であることから、現行モデルとして最後のモデルであること。

もう一つが、2017年10月にポールスターをボルボから独立した“高性能エレクトリックカー”専門ブランドにすることを発表していることから、ピュアな内燃機関を搭載した最後のポールスターである事だ。

ファイナルモデルをアピールする特別なアイテムを随所に採用するが、エクステリアはカーボンファイバー製のフロントスポイラー、サイドスカート、リアスポイラーエクステンション(S60のみ)、ドアミラーカバーを装着。ちなみにエアロデバイスはドレスアップ効果だけでなくダウンフォースが最大30%向上する機能部品だ。また、20インチアルミホイールはデザインの変更はないものの、ダイヤモンドカット/ブラック仕上げに変更。更に細かい部分となるが、テールパイプのフィッティングが引き上げられている。

インテリアは細部が中心となるが、専用スポーツシートの表皮/ステッチの変更と運転席シートサイドに90シリーズで採用されたスウェーデン国旗をプラス。スカッフプレートにはシリアルナンバー付の専用品を装着する。

メカニズムの部分はノイズ低減機構付のミシュラン・パイロット・スーパースポーツ(245/35R20)を新たに採用しているが、それ以外の部分はと言うと、パワートレイン/フットワーク共に “正式リリース”としての変更はないと言う。

より“特別感”が際立ったS60/V60 ポールスターのファイナルモデル

実は昨年発売されたモデル(2016モデル)のインプレッションで「内外装はもう少しノーマルと差別化していてもいいと思う」と書いていたのだが、その部分がシッカリとアップデートされていたのが嬉しいポイントだ。

エクステリアはより特別感をアピールできているし、スタイリングもより引き締まって見えるようになっている。ちなみにフロントスポイラー装着により全長が4635→4670mmに変更されているが、これは機能(=空力操安)を優先した結果だそうだ。

インテリアは細部の変更ではあるものの、前回のモデルと比べると全体的な質感が引き上げられているように感じた。カタログを見てもボディカラーは特徴的なシアンレーシングブルー(実はレーベルブルーからネーミング変更)と共にアイスホワイトを多く掲載しているのは、次世代ポールスターとの繋がりも考慮しているのかもしれない。

>>エンジンサウンドはさらに心地良く“深化”[次のページ]

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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