草津
草津温泉 つつじ亭
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約3000坪の自然林の中で過ごす 四季折々の極上な時間

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草津温泉 つつじ亭

「草津よいとこ 一度はおいで―」。草津節の歌詞にあるように、「天下の名湯」「日本の三名湯」という称号を持つ、日本でも有数の温泉のまち・草津。どこにいても強い硫黄香を感じ、「温泉に来た」と入る前からワクワクしてくる。そんな温泉街の中で5000坪の敷地を有し、約3000坪の自然林を庭としている「つつじ亭」。季節の移ろいとともに表情を変える木々や草花に癒され、ゆったりとした時の流れの中で、くつろぎに満たされる宿だ。

お部屋からの風景移ろう四季の風景を感じられる 自然林の庭

風のそよぎを肌で感じ、打ちつける雨の音色を聴き、張りつめた冬空に優しく舞い降りる雪を愛でる―。こんな体験ができるのは、およそ3000坪の自然林を擁する「つつじ亭」ならでは。5月にはつつじが咲き、秋には葉が赤く染まり、冬には木々が雪化粧する。自然が織りなす、四季それぞれの景色を眺めていると、まるで窓枠が額縁になったかのような錯覚に陥るほどだ。訪れるたびに異なる情景を見ているだけでも、時の流れを忘れてしまう。この宿のどこからも、庭の木々が放つエネルギーを存分に感じることができるだろう。

料理五感を刺激する、「走り」と「旬」を楽しむ懐石料理

「五感に響く彩り豊かな旬菜の滋味」というのが、つつじ亭の食事のコンセプトだ。食材は、「走り」と「旬」を意識した新鮮な食材。海のもの、山のもの、里のものを厳選し、いずれかが勝るのではなく、それぞれを活かしつつ、最高の味、食感、温度で提供している。また、素材と調理、器と料理というバランスも大切にしているという。見て彩りを愉しみ、食べてその味わいや食感、香りを堪能する、まさに五感を刺激する食事の時間。インパクトの強さや、押しつけのサービスには頼らない、絶妙なバランスが料理を引き立てている。季節の移ろいを映す一皿一皿を、個室で、部屋で、選りすぐられた美酒とともに味わいたい。

温泉効能豊かな草津の湯。2カ所の源泉から引く名湯でゆったり

“恋の病以外は治せる”と言われるほど効能が豊かなことで知られる草津の湯。つつじ亭には、「万代鉱・草津温泉」と「湯畑源泉」の2カ所の源泉から湯が引かれている。泉質は、硫黄香の強い酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉。男女ともに内湯と露天風呂、サウナ(2020年10月現在、新型コロナウイルス感染症対策のため閉鎖中)を備えた大浴場「うららの湯」、そして貸切風呂「玉の湯(時間制 本館利用者専用)」がある。また、離れ家(右近の棟)を中心に、7部屋の客室にも源泉が引かれている。
もちろん、どのお風呂からも広大な自然林を望める。露天風呂に出てみると、風景の中に身体が溶け込んでいくような、不思議な感覚になる。静寂の中で肌触りの良い温泉に浸かったら、目を閉じて深呼吸してみよう。草木が醸し出す四季の香りにも癒されるはずだ。江戸時代から親しまれてきた草津温泉ならではの、心地よい湯浴みを堪能してほしい。

部屋本館と離れ家、違った趣の部屋を選ぶ楽しさ

つつじ亭の客室は、本館(左近の棟)と離れ家(右近の棟)の2つの棟からなり、渡り廊下でつながっている。本館には、12.5畳の本間と6畳の次の間を備えた6つの部屋。離れ家には、裸足に木肌が伝わる「ぬれ縁」と雪見風呂を設えた4つの離れがある。
いずれの部屋も少しずつ趣が異なり、選ぶのも楽しい。本館の各部屋には檜風呂が、離れ家の「花菖蒲」「都忘れ」には源泉かけ流しの半露天風呂がつき、ゆったりと過ごせる純和風の客室となっている。空室があれば、ぜひ離れ家特別室「囲炉裏の間」「暖炉の間」に滞在してみたい。掘りごたつの囲炉裏やダイニングフロアがついた和モダンな空間となっており、より上質なひとときを約束してくれるだろう。

ロビー・談話室館内すべての場所が、特別なくつろぎの空間

宿に到着して最初に案内されるのが、ロビーの着座スペース「夢」「孤雲」。「少しでも落ち着いた中で」という思いから、チェックインはフロントではなく、このロビーで行う。窓越しに見える庭や、落ち着いた和の設えに、長旅の疲れが癒されるとともに、これから始まる滞在への期待感が膨らむ。
大きな暖炉を囲む形の「談話室」も、特別な空間だ。ここでは、毎年12月から4月頃まで、夜には暖炉に火が入り、自慢のオーディオ機器から心地よい音楽が流れ、宿泊客の憩いのスペースとなっている。談話室に繋がる廊下の書架から好きな本を取り、あたたかな空間でジャスミン茶を飲みながら過ごす夜のひと時もまた、格別な時間。つつじ亭に存在するすべての空間は、訪れる人にくつろぎを与えてくれるのだ。

5000坪の敷地のうち、約3000坪が庭という贅沢な空間の中に建つ木造りの宿。決して大きくはないが、居心地の良さを感じさせてくれる。サービスも、家庭的すぎたり、逆に気張ったりしない、絶妙なバランス。客の約6割がリピーターというところからも、その満足度をうかがい知ることができる。「ちょっと美味しくて、ちょっとゆっくりできて、ちょっと温泉も楽しんで…。わずらわしさのない滞在にしてほしいんです」と宮嵜社長が語るように、短い滞在時間の中で、気がつくと心身ともに癒されていると実感できる、そんな宿だ。

キーパーソン

代表取締役 宮嵜 正雄(みやざき・まさお)

草津の地で旅館を経営する家に育つ。高校卒業後、上京し、専門学校で観光を学び、1993年に帰郷。家業に入る。もともと宮嵜家は、横浜開港の立役者である中居屋重兵衛(草津の隣、嬬恋村出身)を師に、明治維新の際、外国人をもてなす牛乳店を創業。後年旅館業に転じ、「ちちや旅館」を営んでいた。1991年、新たに「つつじ亭」が開業。2014年、宮嵜社長が父親から経営を引き継いだ。現在、つつじ亭2代目として、父と女将(母)、若女将(妻)、そして25人ほどのスタッフとともに旅館を切り盛りしている。「ちちや」という草津でも有名な温泉饅頭店も、一族が経営している。

「草津温泉は日本でも有数の温泉地。その『草津』という大きなブランドに負けないようにつつじ亭を切り盛りしています。昨今、素泊まりで旅館を利用する人も多いようですが、つつじ亭では、食事の時間も含めてゆったりと過ごしていただきたいという思いから、素泊まりはお受けしていません。私自身が旅行をするときに心地良いと思った『つかず離れず』をモットーに、つつじ亭での時間を最大限くつろいでいただけるおもてなしを心がけています。そしてお客様に、『また来たいな』と思っていただけるような宿であり続けたいと考えています」

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