湯河原
海石榴 つばき
PR

ただこの宿で過ごす──それだけで味わえる至福の喜びがここにはある。

門や庭園、館内など至る所で目に入る椿の姿。奥湯河原は椿の里としても有名だ。澄んだ空気の中、控えめながらも凛としたその姿は、「海石榴 つばき」にも相通じるものがある。思わず居住まいを正して玄関を入ると、にこやかに出迎えてくれる仲居さんたちの笑顔。全面窓のロビーや客室へのアプローチから周囲の池を眺めていると、日常から非日常へ、時の流れが変わったかのような錯覚を覚える。その静謐な空間に、いやがうえにもここで過ごすひとときへの高揚感に胸が踊る。

料理四季に合わせた本格懐石料理は贅を尽くしたエンターテインメント

海石榴でいただく食事は格別だ。各地から取り寄せられた新鮮な魚介類や北海道産のブランド米「ゆめぴりか」を中心に、総料理長の西脇一郎さんが季節ごとに趣向を凝らした創作料理に感嘆を覚える。なかでも神奈川・山北産のスッポンのつみれ鍋は通年の名物料理。「地元を中心に、その時期に一番おいしい食材を、一番おいしい食べ方で提供します」と語る西脇さん。料理ひとつひとつに添えられる口上も素晴らしい。 「私たちはとりわけ食事、それも部屋出しにこだわっています」と語るミドルマネージャーの力石正和さん。「部屋からの眺め、給仕するタイミングや料理の温度、メニューの口上など、食事の最初から最後まで、お客様とコミュニケーションを取りながら最高の給仕をしたいと思うからこそ、私たちは部屋食にこだわり続けています」。なるほど、納得である。部屋で池の水音やせせらぎを聞きながら、絶妙のタイミングで供される料理を味わう至福は、宴会場などでいただくものと雲泥の差がある。

部屋バラエティーに富んだ和洋折衷の客室がゲストを迎える

本館と迎賓館合わせて全29室の客室は、椿の品種から部屋名を名づけられている。本館にはこの宿でもっともオーソドックスな純和室二間のほか、友人同士やファミリーでの利用も可能な広々とした和洋室、専用露天風呂からつながるウッドデッキを擁する部屋、カップルにも人気のリビングルーム&露天風呂付きの部屋、100㎡の広さを誇る和洋室特別室など、「ひとつとして同じ部屋はない」と力石さんが言う通り、様々なルームタイプの部屋がある。いずれも日本建築にさりげない洋風の設えがあしらわれ、調度類などの設えも決して華美ではなく、くつろぎを演出する心配りが際立つ。また、洋室で使われるベッドはシモンズ社のもの。美容業界では定評のある美髪をもたらすドライヤー「レプロナイザー」を全室に設置、アメニティはデフォルトがミキモトだが、お好みに応じて、ロクシタンなど6種類から選ぶことができる。「ここでは何もしないことが最高の贅沢だと感じていただければうれしいです」と力石さん。その言葉に偽りはなく、ただ部屋で過ごすだけ──それこそが最大の贅沢だと実感できる。

宿泊プランをみる

部屋からの風景色鮮やかな椿や芳しい梅、深緑、鳥の声や川のせせらぎなどを五感を刺激する眺望

池庭を囲むようにL字型に客室が設えられている本館と、国内外の賓客を迎えることも多いという迎賓館からなる海石榴。客室そのものも素晴らしいが、何より特筆すべきはその眺め! どの部屋からの眺めもそれぞれに違いがあり、ゲストを飽きさせない。力石さんは語る。「同じように池を囲む本館1階と2階の客室でも、目線が違うことでその眺めや臨場感が異なります。また、地形の高低差を活かして、2階の客室の露天風呂の目前に庭が望める部屋もあります。お客様によっては、毎回違う部屋での滞在を楽しんだり、一方では、『この部屋に決めている』とお気に入りの一室にこだわり続ける方もいらっしゃいます。そんなふうに様々な客室の趣向を味わっていただける点も、当館に再訪いただくお客様が多い所以かもしれません」。 窓の外に広がる箱根外輪山の眺望、鏡池のように木々が映り込む池庭、静謐とも言える静けさの中、鯉が跳ねる水音も聞こえてきそうだ。湯上がりには広縁やウッドデッキで涼んだり、穏やかに読書をしたり、はたまた、ただ景色を眺めるだけでもいい。ただ時の移ろいを感じながら、自然の彩りや囁き目と耳を傾けてみてほしい。

温泉明治の文豪たちが愛した、肌に優しい名湯・湯河原の湯

国木田独歩、夏目漱石、島崎藤村といった明治の文豪たちが愛した湯河原の湯は弱アルカリ性の泉質で、無色透明でやわらかいお湯として知られ、肌当たりが優しく、湯冷めもしにくい。「身体の芯までじんわりと温まります。湯冷めしにくいので、夜までずっとポカポカと気持ちいいと好評です。美肌の湯としても知られていますよ」と語る力石さん。大浴場は光を感じられる男湯と鬱蒼と深く木々に囲まれた女湯があり、内湯の湯船は伊豆石で縁取られ、露天風呂は岩風呂となっている。大浴場は本館の上層階にあるため、男湯・女湯のどちらの露天風呂からも庭園を眺められる。 また、本館には7室、迎賓館には3室の専用露天風呂付きの客室があり、大浴場とは異なる静けさの中、湯浴みを満喫できる。いずれにしても、野趣あふれる露天風呂が非日常の世界へと誘ってくれるのは間違いない。 ラウンジを無料で利用できるサービスもありがたい。生ビールやソフトドリンク、オリジナルゼリー、ハーブティー、ハーゲンダッツアイスクリームなどを無料でいただける。湯上がりにラウンジでくつろぎながら、ひと息つけると好評だ。

ZEN STYLE SPA ichirin優れたハンドテクニックによる極上のトリートメントに夢心地

“高いテクニックと優れたホスピタリティ、素晴らしい空間とオリジナリティあふれるトリートメント”を誇るスパに対して与えられる「クリスタルアワード」。毎年、国内最高峰の10施設だけが得られるこの栄誉を、2019年に受賞したのが海石榴のスパ「ZEN STYLE SPA ichirin」だ。 「女性はもちろん、男性にも気兼ねすることなくご利用いただけると人気です。施術メニューはありますが、完全予約制だからこそ、落ち着いた空間でそれぞれのゲストに合わせたトリートメントを受けられます」と語る力石さん。 しんと静まり返った森の中に佇んでいるかと思わせる静謐なサロン。空間には瞑想のための鈴の音が響き、やわらかなアロマの香りが漂い、それだけで幻想的な世界へと誘われる。温泉でほぐれた身体を横たえ、瞑想鈴を全身で感じ、オールハンドトリートメントの施術を受けることにより、心身を解放し、自身のバランス“輪”が整い、“凛”とした美しさへ導くという。あまりの気持ち良さに、眠りに落ちてしまうこと請け合いだ。

人が旅に求めるものは何だろうか。さまざまな旅のスタイルがあり、「宿は泊まれればいい」「料理はリーズナブルで構わない、なくてもOK」という場合もあるだろう。だが、伝統ある格式の高い旅館だからこそ可能な、本物のおもてなしによって得られる、心身ともに満たされる満足感は何物にも代え難い。海石榴には、老舗旅館ならではのきめ細やかなホスピタリティ、料理、客室、眺望、名湯と言われる温泉など、すべてがそこに存在する。だからこそ、「何もしない贅沢」が成立するのだ。

宿泊プランをみる

宿泊予約をする