島根県
安来
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さぎの湯荘 日本庭園と豊富な湯量を誇る山陰の名湯で至福のひとときを

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さぎの湯荘

島根県東端にある安来(やすぎ)ICから10分ほど走ると、山陰の名湯「さぎの湯温泉」にたどり着く。南西に月山(がっさん)を望み、飯梨川に沿って広がる温泉地一帯は、清水月山県立自然公園に指定される風光明媚なエリア。世界的に有名な日本庭園を誇る「足立美術館」を有するこの地で、100年以上宿を営むのが「さぎの湯荘」だ。穏やかに時間が流れる老舗旅館で、日頃の喧騒から離れ丁寧に時間を過ごす。そんな大人の贅沢を心ゆくまで味わいたい。

温泉豊富な湯量を誇り薬効も高い 源泉かけ流しの湯を贅沢に楽しむ

さぎの湯温泉の歴史は古く、奈良時代まで遡り、この地に舞い降りた白鷺が湧き出ていた湯で傷を癒したという伝説が残っている。戦国時代にはこの地方を統治していた尼子(あまご)氏の御殿湯とされていたが、飯梨川の洪水により温泉の所在が分からなくなっていた。1909年「さぎの湯荘」初代当主・田辺才五郎氏の父である六左衛門氏が再発見し、以来110年以上温泉地として守り続けている。
泉温は50℃ほどで毎分6,000Lと豊富に湧き出ているため、館内全ての湯処は、加水無しの源泉かけ流し。薬効が高いと評判で、湯治に訪れる人も少なくない。のどかな田園風景を望む露天風呂や大浴場は、翌朝9時までいつでも利用可能。家族連れやカップルに人気の貸切露天風呂「岩露」と貸切内湯「白露」は、予約制だが無料で楽しめるのも嬉しい。

風景四季折々の風情を醸す壮麗な日本庭園に心奪われる

宿に到着するとまず案内されるのが、見事な日本庭園を望むラウンジだ。出雲地方を形成する風土をイメージした枯山水様式の「出雲流庭園」を眺め、一息つきながらチェックインをする。敷地の1/3を占める庭園は、部屋だけでなく廊下など各所から美しく眺められるよう配置されており、四季折々の風情を感じながらの滞在を満喫したい。
庭木に合わせ「梅」「椛(もみじ)」「椿」と名付けられている庭露天風呂付客室は、庭園も風呂も独り占めできると特に人気が高いのだとか。夜はライトアップされた庭の木々を眺めながら、源泉かけ流しの湯をじっくりと味わえる。

客室選ぶのも楽しい個性豊かな客室でゆったりと過ごす

客室は全24室。木材や和紙、布など天然の素材を多用した落ち着いた設えで、ゆったりと心穏やかな時を演出してくれる。尼子氏が本城とした月山富田城址がある月山を望む部屋など、どれも個性あふれる客室となっている。
ぜひ宿泊したいのが、蔵を移築・改装してつくられた「離れ蔵一棟『田の蔵』『野の蔵』」。1階にリビングと露天風呂、屋根裏2階にベッドルームを備えたメゾネットタイプで、広々とした心地よい空間でくつろげる。6タイプの部屋からなる「なごみの郷」には、眺めの良いカウンター付き和室や、ノスタルジックなアンティークのテーブルを備えたダイニング付きの和洋室なども。趣向を凝らした多彩な客室から、目的や好みに合わせて選ぶのも旅の楽しみだ。

別邸「鷺泉」古民家の重厚さと、モダンなインテリアが醸し出す極上の安らぎ

趣ある館内施設の中でも特筆すべきなのが「別邸 鷺泉(ROSEN)」。繰り返し訪れたいと思わせる魅力が詰まった空間だ。もともと出雲にあり、存続が危ぶまれていた築130年以上の古民家の母屋と蔵を移築し、庭木や調度品まで残せるものは全て譲り受けて大切に活用している。
本館の半分はあろう広大な敷地内には、離れ蔵一棟「田の蔵」「野の蔵」と、食事や会合で利用できる多目的空間の母屋、1,000の候補地から選ばれる「日本庭園ランキング2020」にランクインした庭園が配されている。「田の蔵」「野の蔵」の宿泊客は、母屋1階でゆったりと朝夕の食事を取り、2階の屋根裏風の空間でくつろぎの時間を過ごせるのだ。
さぎの湯荘の別邸、そして訪れるゲストそれぞれの「別邸」として利用してほしいという思いが詰まった「鷺泉」。古民家ならではの温もりと重厚さ、そしてモダンなインテリアの中で、プライベートな安らぎのひとときをぜひ堪能してほしい。

料理豊富に恵まれた山陰の食材を、一品ずつ真心こめて

さぎの湯荘が大切にしているのは、「奇をてらわず、地域の味覚や旬を味わっていただく」ということ。境港から仕入れる日本海の幸、山陰の豊かな大地が育む山の幸を使い、一品一品に手をかけた伝統料理の数々に心が躍る。
旬のお造りはもちろん、高級魚の「のどぐろの煮付け」、和牛オリンピックで最高位を受賞した「しまね和牛」を使ったステーキや寿司。冬には、山陰の味覚の王者をとことん味わう「カニづくし会席」や、地元の漁師が獲ったイノシシの「ボタン鍋」なども登場する。丁寧に下処理をしたシシ肉を水炊きにし、オリジナルのつけダレでいただく、食通を唸らせる山陰の隠れた味覚だ。「どじょうすくいの歌」で知られる安来節発祥の地でもあるこの地の名物「どじょう」も、柳川鍋や唐揚げなど一品料理で楽しめる。四季を通して美食に触れられるのが、さぎの湯荘なのだ。

豊富な湯量と豊かな自然に恵まれた100年宿のコンセプトは「田舎時間」。「きらびやかさも目新しさも、特別なことは何もなく、あるのは素朴な安らぎだけ」とスタッフが控えめに語るとおり、館内にはゆったりと羽を伸ばせる心落ち着く上質な時間が流れている。細やかな気配りとサービスがもたらす、極上のひとときを求めて、遠方から訪れる宿泊客が多いのもうなずける。日頃の喧騒から離れ、張り詰めた緊張から自分を解き放つにふさわしい、数少ない山陰の名宿だ。

キーパーソン

代表取締役社長 田辺大輔(たなべ・だいすけ)

さぎの湯荘5代目当主。幼い頃から歴史ある宿を継ぐことを心に決め、学校卒業後は大阪の割烹料理店で調理師として約7年間修業を重ねる。2002年に帰郷し旅館業に従事。インターネットを活用した情報発信や旅館の改装など積極的に取り組み、新しい顧客層を獲得する。2018年に代表取締役社長に就任。企業理念である「心に尽くし、己を磨き、共に伸びる」の実現に向け、顧客の満足向上と地域の未来にも目を向けた活動にも力を注ぐ。

「歴史あるさぎの湯温泉を残していくこと、これが一番の私の仕事だと思っています。お客様が訪れたいと思っていただくには、私たち旅館の魅力もさることながらその地域が魅力的であることも欠かせません。地域が魅力的であるということは、そこで生活が営まれてるということ。それがあってこそ訪れる人もこの地を楽しんでいただけるものです。旅館業は、多業種との関われる数少ない仕事です。われわれが地域を盛り上げ、その魅力をお客様にお伝えし、満足してお帰り頂く。その『つなぎ役』でありたいと願っています」

お知らせ

衛生管理(新型コロナウイルス感染予防対策)について

【さぎの湯荘より衛生管理について】
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を防ぎ、お客様に安心してご宿泊頂けますように、以下の対策を実施しております。
・館内の清掃時の換気、ドアノブ、トイレなど、各備品のアルコール消毒
・パブリックスペースの定期的な消毒・換気と、大浴場の利用人数制限を実施
・従業員の出勤時の検温、定期的な消毒、手洗い、うがいを実施。また、勤務中のマスク着用を義務付け
以上の対策のほか、お客様にも手指消毒およびパブリックスペースでのマスク着用にご協力いただいています。ご不便をお掛け致しますが、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。
更新日:2022年2月1日

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