トヨタ ヴィッツ グレード比較(1/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:トヨタ自動車株式会社
トヨタのワールドカーである「ヴィッツ」。
2010年12月22日にデビューした新型ヴィッツは3代目となる。初代から2代目へはキープコンセプトで作られたが、3代目を開発するにあたっては、新世代コンパクトカーとしてのコンセプトを見つめなおして、開発が進められた。
といっても新型ヴィッツが今までと全く異なるクルマとなった訳ではなく、あくまでこれまでのヴィッツを進化させる形でフルモデルチェンジが行われた。
ボディは、全長とホイールベースが延長され、少し大きくなった。ボディの拡大分はラゲッジスペースの拡大や衝突安全などに使われ、室内空間に大きな違いはない。
外観デザインはプレスラインの彫りを深めて躍動感が表現され、これまで以上に存在感のあるエクステリアとなった。
新型ヴィッツの搭載エンジンは、直列3気筒の1リッターと直列4気筒の1.3リッター及び1.5リッターの計3機種。全車にCVTが組み合わされ、1.5リッターの「RS」にのみ5速MT車の設定がある。
また、1.3リッター車には「スマートストップ」と呼ばれるアイドリングストップ機構が設定された。豊富なバリエーションを持ち、グレードは大きく「F」「U」「ジュエラ」「RS」の4シリーズに分けられる。
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