「トヨタ ランドクルーザー」は何が変わったのか?[マイナーチェンジ詳細解説](1/2)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:トヨタ自動車株式会社
日本が誇るSUV“トヨタ ランドクルーザー”
今日のSUVは、「トヨタ ハリアー」「レクサス NX」といった乗用車系のプラットフォームを使う車種が主力だ。
駆動方式は前輪駆動の2WDと4WDを選べるタイプが多い。乗用車系がベースであれば床が低めで乗降性や居住性が優れ、ボディが軽く低重心だから走行性能や燃費でも有利になる。加えてさまざまな機能を幅広い車種で共通化できるから、コストも抑えやすい。なので日本車だけでなく、海外メーカー車も含めて乗用車系のSUVが増えた。
しかし、SUV本来の機能は悪路の走破にある。いわゆるオフロードSUVで、トヨタのランドクルーザーと同プラドはその代表だ。ランドクルーザーの初代モデルは、1951年に警察予備隊(今の自衛隊)の購入を視野に入れて開発された「トヨタ ジープ」で、1954年に車名を「トヨタ ランドクルーザー」に変更した。
初代クラウンの発売が1955年だから、ランドクルーザーは日本車では最も長い伝統を持つ。今では前述のようにランドクルーザーと同プラドに分かれ、前者のボディサイズは日本のSUVでは最大級。エンジンもV型8気筒の4.6リッターを搭載する。
日本の道路環境に適したクルマとはいえないが、大胆な外観と豪快な運転感覚が受けてランドクルーザーのファンは多い。現行型の発売は2007年9月だから、すでに約8年を経過するが、オフロードSUVはフルモデルチェンジを行うサイクルが長い。
フロントフェイスを一新、リアビューも変更が加えられている
そんなランドクルーザーが先ごろマイナーチェンジを受けたので、概要をお伝えしたい。
外観ではフロントマスクが大幅に変更された。フロントグリルを強調して、ヘッドランプと連続性を持たせている。従来型に比べるとシャープな顔つきになった。
ボディサイズは、全長が従来型と同じ4,950mm、全幅は10mm増して1,980mmに達する。ヘッドランプは、従来型はディスチャージだったが、マイナーチェンジ後の新型はLED(GXのハイビームだけはハロゲン)になる。
リアビューもナンバープレートが収まる部分のガーニッシュを変更して、ワイド感のある形状になった。アルミホイールも変更。ZXは従来から20インチを装着するが、切削/高輝度処理によって質感を高めた。AXが装着する18インチも立体感のあるデザインだ。
外装色はカッパーブラウンとダークブルーマイカを追加。従来の選択肢は7色だったが、新型では9色から選べる。
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