トヨタ クラウン 新車発表会速報
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快適さも高級--新型クラウン誕生
クラウンがフルモデルチェンジ、13代目クラウンが誕生した。
「VIBRANT CLARITY(活き活き明快)」に基づいた品格のあるデザインフォルムは健在。基本的には現モデル「ZERO CROWN」のデザインを継承しているが、日本の高級車をリードする伝統のブランドとして、今回のモデルチェンジでは、「安心」と「車社会」へチャレンジ。
新型クラウンは、安心・信頼という伝統の資質を受け継ぎ、快適性を求めて先進技術を貪欲に取り入れている。
ドライバーの眼の状態を検知する「進化したドライバーモニター付プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)」。通常のまばたきよりも長く眼が閉じている場合、表示やブザーで警告し、対応を促す。それでも改善しない場合は、プリクラッシュブレーキなどにより、体感的に警告するもの。上下まぶたを検知して、左右眼開度を算出する。また、ドライバーが急ブレーキを踏むと、全てのストップランプを自動的に点滅させて後続車に注意を促す日本初の機能「緊急ブレーキシグナル」。さらに、運転を支援する機能としては、ナビゲーションと連動して、高速道路の合流や退出/料金所での運転支援としてシフトアップ/ダウンを制御する世界初の機能も採用されている。
また、今回のフルモデルチェンジにあたり、新型クラウンは、ハイブリッドモデルを新規設定した。V6 3.5Lガソリンエンジンと高出力モーターの組み合わせで、4.5Lクラスの動出力性能と2.0Lクラスの低燃費を両立する。歩行者検知機能付の「ナイトビュー」や、エンジンのこもり音を低減する「アクティブノイズコントロール」など、ハイブリッドモデルのみ用意された機能もある。
1955年の誕生以来、日本の高級セダンのトップとして君臨してきたクラウン。今回の開発コンセプトである日本人の感性と調和する魅力を備えて、今後も日本を代表するセダンという地位をキープするようだ。
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