トヨタ アクア X-URBAN 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/3)

トヨタ アクア X-URBAN 試乗レポート/渡辺陽一郎
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マイナーチェンジで追加されたアクアのクロスオーバーモデル「X-URBAN」

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ハイブリッド専用のコンパクトカー「トヨタ アクア」は、小型&普通車のベストセラーカーだ。登場して3年を経た今でも売れ行きは好調だが、ライバル車も追い上げてきた。「ホンダ フィット ハイブリッド」は現行型になって居住性を向上させ、時速30km以下で作動する衝突回避の支援機能も採用した。直近では軽自動車の「スズキ アルト」が新型になり、JC08モード燃費はアクアと同じ37km/Lをマークしている。今は各メーカーともコンパクトな車種に力を入れるから、アクアも安穏としてはいられない。

そこで2014年12月8日に、アクアは比較的大きなマイナーチェンジを実施した。変更の注目点は、新しいグレードとして「X-URBAN」(エックス・アーバン)を加えたこと。フロントバンパースポイラー、サイドマッドガードなどを装着して、最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)は20mm拡大した。外観をSUV風に見せている。

トヨタ アクアX-URBANトヨタ アクアX-URBAN

アクアの駆動方式は、ハイブリッド専用車ということもあって前輪駆動の2WDのみ。最低地上高を20mm拡大しても、SUVとかクロスオーバーと呼ぶには無理があるが、流行に沿ったバリエーション追加ではあるだろう。ちなみにノーマルのアクアでは37.0km/Lをマークする燃費性能だが、アクア X-URBANでは16インチ化などの影響により33.8km/L[ともにJC08モード燃費]に落ち込む。とはいえ、それでもライバルと比較しても十分に優秀な燃費性能を維持しているのは確かだ。

なにはともあれ、さっそく「アクアX-URBAN」を試乗してみよう。

なお、アクアのマイナーチェンジ、X-URBANの概要は、2014年12月8日に「トヨタ アクア マイナーチェンジ 新型車解説」、「アクアのSUVが登場!トヨタアクアX-URBAN 新型車解説」で述べているので、これも参照していただきたい。

アクア X-URBANはボディカラー選びが重要なポイント

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まずはアクア X-URBANの外観だが、試乗車の外装色が鮮やかなオレンジパールだったので、フロントマスクと下まわりに装着されたブロンズマイカのパーツが目立って見える。しかし外装色がグレーとかブラックだと、普通のエアロ仕様という感じだ。このパーツ色をオレンジとブルーに変えることも可能だが、色合わせは難しいだろう。X-URBANではボディカラーの選択がキモになる。

またディーラーオプションでは、フェンダーアーチモール、フロント/サイド/リアの下側に装着するスキッドプレートも用意した(総額では11万2968円)。これらを装着すると、外観のSUVらしさが一層強まる。フェンダーアーチモールを付けると3ナンバー車になり、運輸支局で検査を受ける「持ち込み登録」になるが、エコカー減税を含めて税金は変わらない。

アルミホイールは専用タイプを標準装着した。16インチでサイズは175/60R16。ツーリングパッケージに含まれるのも16インチだが、これは195/50R16だから、幅と扁平率は異なる。

ホイールのサイズによって最小回転半径が変わることにも注意したい。標準グレードの14/15インチであれば4.8mに収まるが、アクア X-URBANの16インチは5.4mに拡大。ツーリングパッケージのワイドな16インチは5.7mとなる。

[マイナーチェンジで走りは変わった!?・・・次ページへ続く]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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