【トヨタ 新型アクア外観解説 】気になるボディサイズや各部のデザインをチェック
- 筆者: 望月 達也(MOTA編集部)
トヨタの人気コンパクトハイブリッドカー「アクア」が2021年7月19日(月)、10年ぶりのフルモデルチェンジを実施した。新型アクアでは「Harmo-tech」(知性・感性を刺激する、人に寄り添う先進)をコンセプトにした上質・シンプル・クラスレスなデザインに仕上げられている。ここでは気になる新型アクアの外観にクローズアップしてチェックしていく。
アクアがおよそ10年ぶりのフルモデルチェンジ
2011年登場の初代デビューから10年が経過したタイミングで初のフルモデルチェンジとなったトヨタのハイブリッド専用コンパクトカー「アクア」。
新型アクア(FF)のボディサイズは、全長4050mm×全幅1695mm×全高1485mm、ホイールベースは2600mmとほぼ先代同等の5ナンバーサイズを保持。
シャシーには、TNGA(GA-B)プラットフォームをベースに、骨格結合構造の最適化や超高張力鋼板などを採用し、ボディの軽量化・高剛性化を両立している。
モノフォルムのような一体感あるシルエットと有機的なフェンダーという組み合わせで、先代アクアのデザインイメージを継承した。
親しみやすさを演出したフロントマスク
新型アクアのフロントマスクは、やや丸みを帯びたデザインが採用され、先代とは若干異なる雰囲気に。
ヘッドライトはが先代モデルよりも薄型となっているほか、立体的なグリルを組み合わせ、精悍さと親しみやすさを両立している。
大型化されたフロントグリルの開口部は、フレームにはボディ同色ではなくメタリック調の塗装が施されている。
よりスタイリッシュな印象を与えるボディサイド
ボディサイドは、前傾したティアドロップ形状のキャビンに水平的なフェンダーを組み合わせた構成により、伸びやかで存在感あるカタマリでの動感を表現している。
基本的なシルエットは先代と変わらない印象だが、リアドア辺りから跳ね上がるラインとなり窓は細くなり、先代よりもスタイリッシュな印象だ。
クラスを超えたスタンスの良さを実現
新型アクアのリア回りも、先代から丸みを帯びた印象に。
リアゲートは複雑な造形となっているが、後方で絞り込んだキャビンと張り出したリヤフェンダーの対比でクラスを超えたスタンスの良さを実現。進化しつつも、基本的には先代からイメージは大きくかけ離れてはいない。
ここまで新型アクアの外観を紹介してきたが、特に細部のデザインなどは、フォトギャラリーもぜひチェックしてみてほしい。
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