KWといえば世界最高峰のサスペンションメーカーであり、長らく橋本コーポレーションが総輸入元を務めてきたが、このほどKW JAPANを設立。日本法人として展開されることとなった。
この日本法人設立は、KWが日本国内はもとよりアジア各国で知名度と販売シェアを伸ばしているからに他ならない。これまでは主に欧州車向けのラインナップだったが、国産車の適合車種を増やしていくことも意味している。
その予兆といえるのがアルファード/ヴェルファイア用バージョン3ネジ式車高調の発売だ。バージョン3は2001年のリリース以来、KW製品の中でもひと際高い人気を誇ってきたストリート用車高調。橋本コーポレーションからの働きかけでKWが動き出した国産ミニバン用車高調の開発が遂に結実したのである。
というわけでKW JAPANブースでのトピックスは国産車用車高調のリリースということになるが、展示車両のBMW「E24 635CSi」をみれば、KW JAPANになっても欧州車への対応は何ら変わらないことが分かる。ワイドボディキットで武装し、18×9.0J:10JのBBSモータースポーツを履いた足回りは、KWコンペティション3Aでセッティング。刺激的なローフォルムがアグレッシブな走りを連想させる。
>>武装されたBMW「E24 635CSi」がカッコよすぎる!画像を見る
[筆者:井口 豪/撮影:渡 健介]
【お車の買い替えをご検討中の方へ】
2018/12/19