500万円級のトヨタ ヴェルファイア&アルファードが激売れな理由(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正
軽自動車が全体の4割を占める時代でも、アルヴェル兄弟が売れ続ける謎
最近は小さなクルマに代替えするユーザーが増えている。その結果、新車として売られるクルマの35~40%が軽自動車になった。
が、ボディが大型で価格も高いのに好調に売れる車種もある。それがトヨタ「ヴェルファイア」&「アルファード」兄弟だ。
ヴェルファイア&アルファードは、全長が4915mm(エアロパーツを装着したグレードは4935mm)、全幅が1850mmの大柄なボディに、直列4気筒2.5リッター、V型6気筒3.5リッター、さらに2.5リッターのハイブリッドを搭載する。売れ筋グレードの車両本体価格は350~450万円前後と高めの設定だ。
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登録台数が多いのはヴェルファイアで、1か月の台数は5000~6000台に達する。アルファードは4000~5000台。ヴェルファイアは全国に約1600店舗を展開するネッツトヨタ店、アルファードは約1000店舗のトヨペット店が扱うため、ヴェルファイアの売れ行きが上まわった。それでも以前に比べると、両車の台数格差は縮まっている。2015年1月にフルモデルチェンジされた現行型では、アルファードがフロントマスクの存在感を大幅に強め、以前に比べると登録台数が大幅に伸びた。
2015年4~7月の売れ行きを前年と比べると、ヴェルファイアは約200%、アルファードは250%くらいになる。アルファードがフロントマスクを変更した効果が大きい。
そして両姉妹車の登録台数を合計すると1万台前後に達する。「トヨタ ヴィッツ」を上まわって「ホンダ フィット」や「日産 ノート」など、100万円台のコンパクトカーと同等の数を売っている。
[「いつかは・・・」憧れの1台へと昇格したアル・ヴェル・・・次ページへ続く]
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