スズキ 新型MRワゴン 発表会速報
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
スズキの新感覚軽ワゴン 新型MRワゴン登場!
2011年初の新型軽自動車「MRワゴン」がフルモデルチェンジされた。
MRワゴンは、2001年に初代が登場以来、女性ユーザーを中心に人気を博してきたハイトワゴンモデルだ。
今回発表された新型MRワゴンでは、これから新しくクルマを持とうとしている若年ユーザーに向け、「低燃費、広々空間、個性的なデザインなどで、新しい価値、魅力を提案する新感覚軽ワゴン」をコンセプトに開発されている。
発表会場では、スズキ株式会社 鈴木修 会長 兼 社長が冒頭挨拶で、「新開発されたエンジンは、副変速機付CVTと組み合わせ、25.5km/Lという低燃費を実現。これは車両重量を先代比で30kg軽量化させたことも大きく貢献しています。さらには、若い人たちから、今、絶大な人気を誇るスマートフォンのような直感的な操作が可能なタッチパネルオーディオを採用し、軽自動車の新しい価値をご提案します」と述べた。
そのほか、パッケージングも新プラットフォームを採用し、2,425mmのロングホイールベースを実現した。さらに、フロントAピラーを先代より起こし、ロングルーフ・ロングキャビンデザインにより、広い室内空間を実現。これにより、フロント周りの視認性なども大きく向上させているのが特徴だ。
そして、シンプルかつモダンな雰囲気の空間を演出した、白と黒のコントラストで若年層の感性に溶け込むインテリアは、くつろげる自分の空間を目指し開発されたという。
先に述べたタッチパネルオーディオ周りは、デザイン家電を思わせるピアノブラック調で質感も高く、タッチ/スライド操作で簡単に操作ができるのがポイント。
さらにさらに、バックモニターも標準装備なので、車庫入れなどが苦手なユーザーには、朗報だろう。
これだけの進化を果たした新型MRワゴンの価格は、1,131,900円~1,510,950円(税込)。
スズキのワゴンR、パレットに続く、ハイトワゴンの柱として、十分期待できそうな仕上がりだ。
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