2016年後半の市販化!スバル新型「インプレッサ」が、スバル全体のスタンダードをひとクラス上に!(1/2)

  • 筆者: 川端 由美
  • カメラマン:富士重工業/川端由美
2016年後半の市販化!スバル新型「インプレッサ」が、スバル全体のスタンダードをひとクラス上に!
(左)新型「インプレッサ セダン」(右)新型「インプレッサ 5ドア」 (手前)新型「インプレッサ セダン」(奥)新型「インプレッサ 5ドア」 (手前)新型「インプレッサ セダン」(奥)新型「インプレッサ 5ドア」 スバル新型「インプレッサ 5ドア」/NYモーターショー2016 スバル新型「インプレッサ 5ドア」/NYモーターショー2016 スバル新型「インプレッサ 5ドア」/NYモーターショー2016 スバル新型「インプレッサ 5ドア」/NYモーターショー2016 スバル新型「インプレッサ 5ドア」/NYモーターショー2016 スバル新型「インプレッサ 5ドア」/NYモーターショー2016 スバル新型「インプレッサ 5ドア」/NYモーターショー2016 スバル新型「インプレッサ 5ドア」/NYモーターショー2016 画像ギャラリーはこちら

スバルの納車を待ち望むファンに朗報!

新型「インプレッサ」新型「インプレッサ」

東京で5ドア・ハッチバック、ロサンゼルスで4ドア・セダンと、コンセプトカーが発表されて、ファンの期待が高まっていた5代目「インプレッサ」が、いよいよ、ニューヨークショーでベールを脱いだ。

前夜のプレビューではセダンの外観のみが明かされたが、モーターショーの会場で行われたプレスカンファレンスでは、5ドア・ハッチバックも同時に発表されるとともに、インテリアについても公開された。

また、第6世代へと進化したグローバルアーキテクチャプラットフォームを採用し、90%以上の部品を変更したというFB型2L水平対向直噴エンジンにも注目が集まる。

クルマについての詳細を伝える前に、日本でも平均3ヶ月待ちというスバルの納車を待ち望むファンに朗報をお伝えしよう。この「インプレッサ」からアメリカ・インディアナ工場での生産がスタートし、今年の夏には30%の増産予定だ。となると、日本で作った「インプレッサ」をアメリカに送る必要がなくなり、日本での納車も早められる可能性が高い。

スバルの新デザイン「ダイナミック×ソリッド」の第一弾

スバル新型「インプレッサ 5ドア」/NYモーターショー2016スバル新型「インプレッサ 5ドア」/NYモーターショー2016

エクステリアについては、コンセプトカーとの最大の違いはフロントランプ周辺やドアミラーのデザインがより現実的になったことと、ホイールサイズが18インチに留められた点だ。全体にキャラクターラインが整理されている。

デザイン部門を率いる石井守氏によれば、「なによりも重んじたのはプロポーションです」という。スバルの新しいデザイン言語である「ダイナミック×ソリッド」の表現となる第一弾でもあり、新しいグローバル・アーキテクチャを採用したことにより、エクステリアでもインテリアでも大きな変革が可能になったのだ。

例えば、トレッドが広がったことで、左右の座席間の距離であるカップルディスタンスを広げることができ、センターコンソールをしっかりと設えることができた。

外観上では、Aピラーの付け根を前に移動させて寝かせた上でミラーの付け根に三角窓を設け、リア側でもストップランプの位置を変更するなどして、視認性を向上させつつもクーペ風のスタイリングにすることができた。

空力性能も向上させたスポーティデザイン

スバル新型「インプレッサ セダン」/NYモーターショー2016スバル新型「インプレッサ 5ドア」/NYモーターショー2016

セダンとハッチバックのいずれも5人乗りで、セダンが4,625x1,777x1,455mm、ハッチバックは4,460x1,777x1,455mmのスリーサイズとなり、ホイールベースが2,670mmに拡大された。タイヤは、205/55R16、205/50R17、225/40R18の3種となる。

セダンのエクステリアについては、プレビューのリポートで詳しく書いたが、ワイド&ローのフォルムにホイールアーチを強調することでスバルのセリングポイントであるAWDを表現した。

また、水平対向エンジンでFFをラインナップする「インプレッサ」にはフロント・オーバーハングが長いという宿命があったが、新型では、その点にも心を砕いたように見える。リアエンドを高めたことでよりスポーティなスタイリングになったと共に、空力性能も向上した。

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川端 由美
筆者川端 由美

1971年生まれ。大学院 工学専攻 修士課程修了。1995年住友電工にて、カーエレクトロニクスやタイヤの研究にたずさわる。1997年、二玄社『NAVI』編集部に編集記者として転職。2004年からフリーランスの自動車ジャーナリストとなる自動車の新技術と環境問題を中心に取材活動を行なう。エンジニア、女性、自動車ジャーナリストといったハイブリッドな視点でリポートを展開する。国土交通省・独法評価委員会委員、環境省・有識者委員ほか。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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