新型ヴェゼルで車中泊はイケる!? 荷室のシートアレンジで身長180cmの男が寝れるか新旧ヴェゼルでチェックしてみた

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ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」は、上級のミディアムクラス並みに広い室内が特徴だ。荷室のアレンジも多彩で実用性の高さも魅力となっている。それでは新型ヴェゼルで車中泊は可能なのだろうか。実際に身長180cmの筆者が実車をチェック。旧型ヴェゼルと共に比較してみた。新型ヴェゼルのシートアレンジと共に写真でチェックしてみよう。

>>写真でチェック! 新旧ホンダ ヴェゼルの荷室アレンジを見てみる[画像56枚]

新型ヴェゼルの荷室で車中泊は可能!? 身長180cmの男が実際に寝てみた

新型ヴェゼルの荷室長はおよそ190cm! 大人でも寝れそうな空間だ

コンパクトなのに、室内や荷室が広いと評判のホンダ 新型ヴェゼル。プレゼンテーション資料を見ていたところ「荷室長はおよそ190cm」とあり、荷室に人が乗っている姿を模したイラストが掲載されていたのが気になった。

人型のサイズからして、さすがに190cmの人が寝るのは難しそうに見えるが、180cmの筆者ならどうだろうか。

新型ヴェゼル試乗会に出向き、新型ヴェゼルの荷室で実際に寝ころんで確かめてみた!

ホンダ 新型ヴェゼルで実際に寝ころんでみた[モデル:身長180cm男性]

さっそく寝てみよう! 荷室の床面はフラットで寝るのにもちょうどいい。写真映えの都合上、頭を後方にしているが、この状態でリアゲートを閉じることが出来る。その場合ちょっと閉所感があるから、実際には反転して、頭を運転席側に向けて寝るのが正解だ。

もちろんその状態でも試してみたが、まっすく寝てみると、身長180cmではあとちょっと荷室床面の長さが足りず、ちょうどプレゼン資料のような状態になった。とはいえ、キャンプ用のマット(空気で膨らむインフレーターマットがベスト)と枕を用意し、寝袋と共に寝床を整えれば、新型ヴェゼルで車中泊をするのも全然問題はない。

写真のように1人なら余裕十分。大人2人でも十分寝れる空間が確保される。ただし2名の場合には、積んできた荷物をルーフキャリアや助手席、あるいは車外に移すスペースを確保する必要があるのでご注意を。

【参考】旧型ヴェゼルでも実際に寝ころんでみた! 床は低いが段差あってそのまま寝るのはキツい[モデル:身長180cm男性]

旧型のヴェゼルでも、車中泊を想定しゴロンと試してみた。

写真で見比べるとわかるように、荷室レベルでの床面は旧型の方が低い。その分、実際旧型のほうが積載量も少し多いのだという。ただしその低さの分、後席シート背もたれを倒した根本部分に、ちょっと角度のきつい段差が生じてしまう。寝転んでみるとちょうどのその箇所が腰にかかって寝づらい!

こちらも新型同様にキャンプ用のマットなどで補正してあげるとよいだろう。そうした対策さえ出来れば、旧型でも大人2人でも十分寝ることが可能だ。

新旧ヴェゼルの荷室を比較すると、設計思想の違いが浮き彫りに! 実際に使いやすいのは新型だった

新旧ヴェゼルの荷室を写真で見比べてみよう。新型の四角い荷室に対し、旧型は凹凸が多くドア開口も広いのがわかる。また床面も旧型の方が低く、実際に計測してみると旧型の方が荷室容量は大きい。ただし、写真をご覧の通り、凸凹部の隙間も含めた数値である点に注意したい。

カタログでうたわれる数値上の「クラス最大の積載量」より、実際の使い勝手を追求した新型ヴェゼルの荷室

ホンダの新型ヴェゼル開発者に伺ったところ、開発にあたり、まずユーザーの使い方を調査したうえ、よく積まれるアウドドアグッズなどを実際に積み込んでテスト。すっきり四角いほうが、結局積み込みしやすく使い勝手も良いとわかったという。

「クラス最大」といったカタログ上でうたわれる最大積載量の「数値」だけ追うのは意味がないと判断し、あえて新型ヴェゼルでは荷室容量の大きさを訴求することは止めにしたのだという。

筆者も実際に寝転んでみて、フラットな荷室面の寝心地を実感。コンパクトSUVでも十分に車中泊が可能なことが確認できた。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:和田 清志・茂呂 幸正・Honda]

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トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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