スズキ ハスラーにクーペモデルがあった!? 2013年にお披露目されたハスラークーペは今こそ市販化してほしい一台だった

  • 筆者: MOTA編集部
  • カメラマン:MOTA編集部
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2014年にデビューして瞬く間に軽自動車のスターとなったスズキ ハスラー。今までありそうでなかった軽自動車のSUV、そして可愛らしい見た目とヒットしないワケがないコンセプトであった。実は初代ハスラーがデビューする直前、東京モーターショー2013会場で初お披露目された新型ハスラーとともに、「ハスラークーペ」という派生モデルのコンセプトカーも同時に展示されていたのだ。

発売こそ実現しなかったものの、そのデキは今すぐにでも市販化できそうなモノで、出ていればハスラーと同様に爆発的に売れていた……ハズである。今回はそんなハスラークーペをご紹介! 今からでも出して欲しい一台です。

目次[開く][閉じる]
  1. 燃費最優先の時代にワクワクするデザインでデビューした初代ハスラー
  2. 目立たないデザインのリアドアに注目! ハスラークーペの完成度は市販化できるレベルだった
  3. スズキに足りないのはクーペSUVだけ

燃費最優先の時代にワクワクするデザインでデビューした初代ハスラー

スズキ 初代ハスラーが初めて姿を表したのは、先にも述べた通り東京モーターショー2013会場であった。

古いランドクルーザーやジムニーといったレトロな四輪駆動車を彷彿させる丸いヘッドライト、カラフルなボディとホワイトルーフ、そしてタフなSUVスタイルが大好評で、これは間違いなく売れると当時のメディアも盛り上がった。

その頃の軽自動車が最重要視していたのは、何より燃費と実用性。ハスラーのように、見ただけでワクワクする楽しいクルマはほとんど見当たらなかったからこともあり、大いに注目を集めたのだ。

新鮮なSUVスタイルで話題を呼んだ初代ハスラーは、2014年1月の発売開始すぐに大ヒット。2019年末までに48万台強を販売し、ワゴンRと並ぶスズキの主力モデルにまで成長したのだった。

そして2020年、2代目ハスラーがデビュー。2020年6月にはガチライバルのダイハツ タフトという後追いモデルも登場するなど、ハスラーは軽自動車市場の勢力図を塗り替えた歴史的なモデルといっても過言でない。

目立たないデザインのリアドアに注目! ハスラークーペの完成度は市販化できるレベルだった

ハスラーの活躍ぶりはこの辺にして、ここかはハスラークーペのお話。

東京モーターショー2013にハスラーの横に並んでいたのが、ハスラーのクーペモデルであった。

ノーマルのハスラーとの違いはルーフの角度で、後方に向かって下げっているクーペスタイルを採用し、リアのドアハンドルは窓の後方に設置している。一見すると2ドアクーペのような見た目であり、軽自動車らしからぬデザイン性であったのだ。この手のデザインはホンダ ヴェゼルやトヨタ C-HRなどといったクーペSUVに数多く採用されており、ハスラークーペを名乗るのにふさわしい見た目であった。

そのほかはフロントグリルの柄が目の大きいメッシュとなるなど、ノーマルのハスラーにはないスポーティなイメージであった。

今すぐにでも市販化できそうな仕上がりだっただけに、当時は派生モデルも用意されると噂されたほど。だが、ご存知の通り未だ市販化には至っていない。

スズキに足りないのはクーペSUVだけ

大ヒットしたハスラーに加え、本格クロカン四駆のジムニー、そしてスペーシアギアなど、スズキは数多くのSUVラインアップを取り揃えている。

SUVを得意とするスズキで、唯一足りないのはハスラークーペのようなクーペSUVではないだろうか。今からでも、2代目ハスラーをベースに、改めて新型「ハスラークーペ」の市販化を検討して欲しい!

【筆者:MOTA編集部】

スズキ/ハスラー
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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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