「こんなのクラウンじゃない」「買う層の声を反映したまで」SUVになったトヨタ クラウンの反響は? 【みんなの声を聞いてみた】

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2021年4月21日より開幕した上海モーターショー2021にて、かねてより噂となっていたトヨタ クラウンがSUVモデルとして登場した。その名は「クラウンクルーガー」。国産高級セダンの代名詞でもあり、長い歴史を持つクラウンが一転してSUVに変わったことに対し、これまでのクラウンオーナーやクルマファンなどはどう捉えられているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

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  1. 噂のSUVモデルのクラウン現る
  2. SNS上でのみんなの声は?
  3. 果たしてクラウンの未来は?

噂のSUVモデルのクラウン現る

衝撃の「次期クラウンはSUVになる!?」という噂が出てから半年、2021年4月21日より開幕した上海モーターショー2021にてクラウンのSUVモデル「クラウンクルーガー」が発表された。

中国では元々、1964年よりクラウンの販売を開始。2020年春まで中国仕様モデルの販売が行われていた。

今回発表されたクラウンクルーガーは、トヨタが海外で展開している3列シートのSUV「ハイランダー(中国でも2007年から導入)」の上級仕様として誕生したニューモデルにあたる。中国における発売開始時期は、同時発表の新型ハイランダーと共に、2021年半ばを予定している。

噂の「次期クラウンはSUVになる!?」というのが、果たしてこの新型クラウンクルーガーのことを指していたのか、それとも全く別の経緯で、今も開発中の次期クラウンとして密かに発表を待っている状態なのか……そのあたりは現時点では全く不明だ。

SNS上でのみんなの声は?

やはり拒絶反応は多い

そんなクラウンのSUVモデル「クラウンクルーガー」について、早速SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

やはり圧倒的に多かったのは「もはやクラウンじゃない」「クラウンの安売りは止めてほしい」「絶望的に高級感がない」「完全新作モデルならまだしも、ハイランダーに王冠つけただけでは反感を買う」「国内市場の適切な寸法なモデルこそクラウン」といった反対の声。

僅かながら「車はいいと思うので、別の名前を!」「車種自体は良さそう」という声はあるものの、やはり長い歴史を歩んできたモデルだけに、相当な拒絶反応が出ている様子だ。

中には「これにクラウンとつけるくらいなら、いっそのこと潔くモデル廃止の方が良い」「もはやクラウンの名前は消滅させた方が得策」という声までも。

さらには、まだ日本導入がアナウンスされたわけではないものの「現行モデル含め歴代乗り継いできたが、SUVで出るなら次は乗らない」「このSUVが次のクラウンとして日本投入されるなら買い換えない」「全てのクラウンオーナーへの冒涜」といった現クラウンオーナーと思われる声がいくつも見受けられた。

しかし肯定派も少なくない

一方そんな中、一定数見受けられたのが「買わない層の希望より、買う層の声を反映したまで」「皆何だかんだ文句言うけど、その人たちが買っていたらこんなことにはならなかった」「クラウンの名をセダンで残しても、今後国内ではじり貧なのは明確」「売れている中国市場に合わせた結果。不思議じゃない」といった肯定的な声。伝統も売れなけば続かないとする声や、規模の大きい中国市場を見た結果とする声が少なくない数存在した。

果たしてクラウンの未来は?

世界的規模でセダンの衰退、SUV人気の上昇が進む中、国産高級セダンの代名詞クラウンは果たして今後どうなっていくのか。「買う層の声を反映したまで」といえば確かにそうなのかもしれないが、国内のクラウンもSUVとなってしまうのか。

トヨタといえば、共同開発ながら「スープラ」や「GR86」といった、セダン同様に人気に陰りのあるスポーツカージャンルでも、現在も新型モデルを展開している。果たしてクラウンもそれに続くことはできるのか?

「トヨタにはクラウンを大事にしてほしい」「これまで育てたクラウンブランドを保つ矜持を見せて欲しい。トヨタ規模ならそれが出来るはず」といった声もあるように、今後のトヨタの動向に期待が懸かる。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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