【予算300万円のミニバン選び】ホンダ フリードとトヨタ シエンタをガチ比較! 燃費だけならシエンタだが、使い勝手ならフリード(1/2)

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軽自動車じゃちょっと狭いし、かといってアルファードはデカすぎるし……と“ちょうどいいサイズ”のミニバンを探しているひとも少なくないハズ。そこで予算300万円に設定し、納車後のランニングコストを含め一体どれが買いなのか? を徹底検証。今回はホンダ フリードとトヨタ シエンタのハイブリッド対決を敢行! 今まさにクルマ選びで頭を抱えているあなた、必見ですよ!

目次[開く][閉じる]
  1. 運転に自信がなくてもOK! コンパクトミニバン対決
  2. フリード買うならセパレートシートがオススメ! 運転支援システムの充実も嬉しいポイント
  3. シエンタ買うなら7人乗りがオススメ。スライドドアの機能が超便利だった
  4. シートアレンジのしやすさに違いが! 操作の手軽さで選ぶなら僅差でフリード
  5. 燃費の差はわずか! だが街乗りメインならシエンタに軍配
  6. 家族で長期間使うならフリード。街乗り中心ならシエンタがオススメ

運転に自信がなくてもOK! コンパクトミニバン対決

子どもが小さいうちは、とくにあると嬉しい両側スライドドア。天井の高い室内や、アレンジ豊富な3列シートも子育ての味方ですが、あんまり大きいサイズのミニバンは運転に自信がない、という人も多いですよね。今回は、3列シートのコンパクトミニバン頂上決戦! 

ボディサイズはほぼ同じ、最小回転半径も同じ5.2mで小回りがきく、ホンダ フリードとトヨタ シエンタのイチオシグレード同士を徹底比較。購入後のランニングコストまで大予想します!

フリード買うならセパレートシートがオススメ! 運転支援システムの充実も嬉しいポイント

ホンダ フリードはガソリンモデルとハイブリッドモデルがあり、2列5人乗りと3列6人乗り/7人乗りというバリエーション。その中でイチオシグレードは、256万1900円のハイブリッド G・ホンダセンシングです。

3列シートで2列目がセパレートシート(左右独立シート)となる6人乗りと、ベンチシートとなる7人乗りが選べますが、運転席から3列目まで室内で移動できるセンターウォークスルーが使える6人乗りが、子育て中には何かと便利でオススメ。

さらにいえば運転席/助手席のシートバックポケットにはスマホなどの小物を入れることが可能なため、何かと荷物の多い子育て世代にはかなり嬉しいポイントです。

UVカットガラスが標準装備! オプションは付けるべき

スライドドアが両側ともパワースライドドアになり、フルオートエアコンやUVカット機能付ガラスは標準装備!

でも運転席&助手席シートヒーター、2列目シートのロールサンシェード、高機能なIRカット/スーパーUVカットガラスは、プラズマクラスター搭載フルオートエアコンや撥水/ヒーテッドドアミラーなどが揃うパッケージオプションで7万1500円となっています。

長距離ドライブも楽ちん! 先進装備はフリードに軍配

安全装備では、誤発進抑制機能や衝突軽減ブレーキをはじめ9つの先進安全運転支援システムが揃う「Honda SENSING」が標準装備。外観では15インチスチールホイールで、アルミホイールはオプションですが、LEDヘッドライト/LEDアクティブコーナリングライトは標準装備となっています。

シエンタ買うなら7人乗りがオススメ。スライドドアの機能が超便利だった

対するトヨタ シエンタもまた、ガソリンモデルとハイブリッドモデルがあり、2列シート5人乗りと、3列シート7人乗り(4WD車は6人乗り)をラインアップ。その中でイチオシグレードは246万4000円のG(ハイブリッド)。2WDで3列シート7人乗りのモデルです。

スライドドアの予約機能がイイ! シートヒーターオプションも比較的安い

両側ともパワースライドドアで、こちらはウェルカムオープン&予約ロック機能も付いています。

ロールサンシェードは設定がなく、シートヒーターはスーパーUVカット+IRカット機能+撥水機能付きグリーンガラスとステアリングヒーターとのセットオプションが4万2900円で用意されています。

先進装備は必要最低限の機能のみ

安全装備はプリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラートなどの「Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティセンス)」が標準装備ですが、誤発進抑制機能やアダプティブクルーズコントロールの設定はなし。この時代においてはやや手薄な印象で、オプションでも用意されていません。外観は15インチスチールホイールでLEDヘッドランプとなります。

そのため現在、特別仕様車としてGをベースにした「G Safety Edition(セーフティエディション)」が発売されています。

こちらには誤発進を抑制するインテリジェントクリアランスソナー(パーキングブレーキサポートブレーキ)や、パノラミックビューモニターが備わる(ナビは別売り)うえ、シートヒーターやステアリングヒーター、スーパーUVカット+IRカット機能+撥水機能付きグリーンガラスも標準装備となります。

インパネのオレンジのアクセントカラーが地味なブラックになるのと、ボディカラーが4色しか選択できないということ以外で、選ばない理由が見当たりません。価格はGの10万円高、256万2000円(ハイブリッド)です。

ホンダ/フリード
ホンダ フリードカタログを見る
新車価格:
233.1万円333.3万円
中古価格:
15.8万円343.6万円
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まるも 亜希子
筆者まるも 亜希子

大学卒業後、編集プロダクション株式会社エディトリアル・クリッパーに就職、自動車雑誌「ティーポ(Tipo )」の編集者として6年間勤務。2003年にフリーランスとして独立。現在は雑誌やウェブサイトの自動車関連記事に出演・寄稿している。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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