9個のスピーカーとイルミで車内はまるでDJブース! ワルカッコいいトヨタ 2代目bBを写真でチェック

  • 筆者: MOTA編集部
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若者向けトールワゴンとして好評を博したトヨタ 初代bBから、オーディオを強化した2代目bBは、9個のスピーカーと11か所のイルミネーションを室内に配置。今回は、音楽を耳と目で楽しめる2代目bBの音と光に溢れた幻想的空間を紹介していこう。

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  1. オーディオに特化した珍しいコンセプト
  2. 丸みと鋭さの程よい調合で若者向けを演出
  3. リラックスした姿勢での音楽鑑賞は臨場感満載

オーディオに特化した珍しいコンセプト

トヨタ bBは「未知の可能性を秘めた箱」の意味を持つ“ブラックボックス”をイニシャルに誕生。2005年にフルモデルチェンジした2代目bBは「クルマ型Music Player」をキーワードに、本格的なオーディオ環境、座面が沈み込む「まったりモード」の採用など、初代から力を入れている過ごしやすい室内空間をさらに磨き上げている。

丸みと鋭さの程よい調合で若者向けを演出

エクステリアデザインは初代の角ばった外観に比べ、各所に曲面やうねりが多く使われた。初代よりは「箱」感は薄れたものの、ボディが少し丸みを帯びつつヘッドライトが鋭くなったことで、オシャレで有機的な外観になっている。

全長3785mm、全幅1690mm、全高1635mmと、普通車としては大きい車格ではないが、ホイールベース(前輪の中心軸から後輪の中心軸までの距離)を大きくとることで、広々した室内空間を確保した。

後ろからのフォルムは角が取れつつも「箱」であることを忘れないどっしりとした外観になっている。他の一般的な車と比べ、小さく低く設置されたリアランプは、前を走っていれば一目でbBと認識できるくらい特徴的。リアランプが鋭い造形ということもあって、程よい“ちょいワル感”の印象も受ける。

リラックスした姿勢での音楽鑑賞は臨場感満載

フロントシートはベンチ仕様を採用し、2人で過ごす室内空間を想定したbBならでは。そしてセンターメーターや各スピーカーの位置などは左右対称に統一されており、オーディオ機器を連想させるようなスタイリッシュなデザインといえる。

最上級グレードの「Z Qバージョン」では、9個のスピーカーで室内を360°囲んだオーディオサラウンドシステムを装備。アームレスト先端部にはミュージックの操作とイルミネーションの点灯ができるコントローラーが設けられており、楽な姿勢で思いのままに音楽を楽しむことができる。

夜間時にイルミネーションをONにすれば、室内は鮮やかなブルーライトで覆われる。

イルミネーションはミュージックのリズムに連動して点滅させるというユニークな設定も可能だ。そして、一見目が痛くなりそうなブルーライトだが、光量はユーザーの好みの明るさに調整することもできる。

そして、通常時よりシートを80mm下げることができる「まったりモード」は全グレードに採用。このまったりモードとリクライニングを組み合わせることで、室内にいながら体をかなり深く倒すことが可能だ。おまけに、シートが沈むために車外からの視線も遮れるので、寝そべりながら悠々自適な音楽ブースを楽しむことができる。

プラットフォーム(シャーシなどと呼ばれる車の骨格部分)はコンパクトカーのトヨタ パッソ用を使用しているが、室内は「箱」という名の通りゆとりのある空間を実現。ホイールベースを長くとることによって室内面積は広くなり、後部座席でも足元空間に余裕がある造りになっている。

トヨタ/bB
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新車価格:
163.5万円231.8万円
中古価格:
17.8万円168万円

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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