意外と知らない!? スタッドレスタイヤは「プラットフォーム」で使用限界をチェックしよう!
- 筆者: MOTA編集部
毎年冬になると、車に乗る方はスタッドレスタイヤの履き替えが頭に浮かぶことでしょう。降雪地域にお住まいの方は慣れているでしょうが、実は、あまり雪が降らない関東などでも必要なんです。そこでこの記事では、スタッドレスタイヤの必要性や選び方、おすすめアイテムなどをご紹介していきます!
スタッドレスタイヤの寿命は? 意外と知らない「プラットフォーム」
スタッドレスタイヤは冬タイヤとして低温に強く設計されており、ゴムが柔らかいため夏タイヤと比べると耐久性に劣ります。では、その寿命はどのくらいなのでしょうか。
一般的には約3年が目安と言われることが多いですが、走行距離はもちろん、保管方法や製造年などによって大きく変わってきますので、鵜呑みにせずこまめにチェックしましょう。
チェック方法としては、夏タイヤと同じく溝の間に現れる「スリップサイン」を見るほか、冬タイヤ専用の「プラットフォーム」と呼ばれる印をあわせて確認します。これは摩耗率が50%を超えると露出するもので、タイヤ側面の矢印マークの延長上に90度ごとに4ヶ所設置されています。
スタッドレスタイヤは、「プラットフォーム」の露出が「冬用タイヤとしての使用限界」となりますので、知らなかったという方はぜひ覚えてチェックしてみましょう!
時間がたっても硬くなりにくい! 長持ちスタッドレスタイヤ
約4年後も性能をキープ!
ヨコハマ アイスガード6は、最新テクノロジーを駆使した非対称パターンを採用し、従来品であるアイスガード5プラスに比べて氷上性能が15%アップしたスタッドレスタイヤです。価格は4本セットで38,124円。
特徴は、冬タイヤとしての性能が長持ちすることで、その秘訣はゴムの柔らかさにあります。凍った路面に密着するため、低温でも柔らかいのがスタッドレスタイヤの特性ですが、経年劣化で徐々に硬くなってしまうもの。アイスガード6はオレンジオイルSを採用することにより、しなやかさを長期間持続させて約4年後も高い摩擦係数を維持します。また、静粛性にも配慮しており、騒音を低減し車内で快適に過ごせますよ。
まとめ
いかがでしたか? タイヤのスリップサインと比べ、まだまだ認知度が低いスタッドレスタイヤの「プラットフォーム」。露出したからといって即、道交法違反になるわけではありませんが、チェーン規制の道を走行することができません。もし4ヶ所のうち1ヶ所でも見つけたら、滑ってヒヤっとする前にすぐ交換しましょう。
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