ランクルのライバルになりそう!? 強いオフロード感が魅力のミドルSUV「ホンダ パスポート」
- 筆者: MOTA編集部
日本で販売されていない日本車を紹介する当コーナー。今回はホンダが北米市場向けに販売している魅力的なミドルSUV「Passport(パスポート)」を紹介しましょう。トヨタ ランドクルーザーやトヨタ RAV4などタフなSUVの人気が高まる中で、日本でも需要のありそうな1台となっています。
ホンダ パスポートとは
ホンダ 新型パスポートは、北米市場向けに販売されているミドルSUVです。1994年に初代を発売し、1998年にフルモデルチェンジを行いましたが、4年後の2002年に生産を終了したモデルです。そして2019年に16年ぶりのフルモデルチェンジを遂げて車名復活となりました。
その3代目モデルは、日本でも販売されている「CR-V」と北米専用のミドルSUV「パイロット」の間として位置づけられてる5人乗りのミドルSUVです
ボディサイズは、全長約4838mm×全幅約1996mm×全高約1818mm(2WD)/約1834mm(4WD)で、ランドクルーザーと同じくらい。グレード展開は「スポーツ」「EX-L」「ツーリング」「エリート」の4つです。
舗装路での安定した走りに加え、悪路での高い走破性も高く、大きな荷室などを備えることでレジャーでも幅広い用途に対応します。
外観デザイン、内装デザイン
キャッチコピーは「冒険のために作られた」です。その文言通り、タフな印象のスタイリングと十分なカーゴスペースが魅力となっています。
マットブラックのバンパーと光沢のあるグリルによりタフさを演出。ツーリング・エリートグレードに標準装備されているルーフレールや、ブラックの20インチホイール、左右2本だしのエキゾーストを備えています。またLEDのデイタイムライト、ロービーム、フォグライト、ブレーキライトによって高い視認性を確保しています。
広々とした室内空間によって余裕のある5名乗車が可能。
さらEX-Lグレード以上に備わるワンタッチでオープンできるパワームーンルーフによって開放感を高めることができます。
またEX-L以上には、レザーのシートやトリム、ステアリングホイールを標準装備しています。
荷室は大容量の約1415リットル(セカンドシートを倒した場合は約2830リットル)で、さらに荷室の床下にも日用品やシュラフなどを収納できるストレージを用意。
手を使わずセンサーに足をセンサーに近づけるだけでテールゲートが開く「ハンズフリーパワーテールゲート」も備わっています。
パワートレイン、安全・快適装備
パワートレインは、280馬力の3.5リッターV型6気筒エンジンと、パドルシフトでも操作ができる9速のオートマチックトランスミッションによって余裕のある走りを実現。
そして各ホイールでトラクションを逃さないトルクベクタリングAWD、雪道やサンドなど路面にあわせて走行モードを切り替えるインテリジェントトラクションマネジメントが備わり、悪路での高い走破性を発揮します。
ミリ波レーダーと単眼カメラによる高精度な検知機能を備えた先進安全運転支援システム「ホンダ センシング」を採用。衝突軽減ブレーキや車線維持支援システム、高速道路上で車間距離を自動で維持するアダプディブクルーズコントロールによって運転をサポートしてくれます。
ナビゲーションシステムにはAppleCarPlay・AndroidAutoなどスマートフォン連携が備わっています。またスマートフォンを置くだけで充電できるワイヤレス充電、Wi-Fiホットスポット機能なども装備。
北米市場での価格は約338万円から。もし日本で売られることがあれば、 ランドクルーザーやRAV4などのライバルとなりそうなモデルではないでしょうか。
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