話題に挙がらないけど、N-WGNて完成度高くない!?【みんなの声を聞いてみた】

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2019年7月18日にフルモデルチェンジを行ったホンダ N-WGN。“Nのある豊かな生活”というNシリーズのコンセプトのもと、より日常での使い勝手の良さや安全性能を刷新した軽ハイトワゴンだ。ホンダの軽自動車といえば、販売台数ランキングでトップを走り続けている絶対王者のN-BOXの影に隠れがちだが、N-WGNだって走行性能や安全性能はピカイチ。そんなN-WGNについて実際に一般ユーザー、さらにはこれから購入を検討している人々にはどう捉えられているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

目次[開く][閉じる]
  1. 高いポテンシャルを備えたホンダ N-WGN
  2. SNS上でのみんなの声は?
  3. ポテンシャルは問題なしも、ライバルは自社内に多い!?

高いポテンシャルを備えたホンダ N-WGN

現行型のN-WGNは、2019年7月18日フルモデルチェンジを受けた2代目モデル。

エンジンやプラットフォームは、2017年に一新された国内販売のトップの現行N-BOXと共通で、安全装備では衝突被害軽減ブレーキが横断する自転車を検知するなど軽自動車カテゴリーでも上位の部類に入る。

N-WGNのボディサイズ(標準ボディ)は、全長3395mm×全幅1475mm×全高1675mm。ボディスタイルは水平基調とし、スッキリとシンプル。フェンダーやドアのパネルは緩やかな曲面で構成されており、1475mmという軽自動車の限られた全幅の中でボリューム感を演出している。また、斜め後方の視界は先代型よりも若干向上し、ボディの四隅も分かりやすくなっている。

ボディバリエーションは先代モデル同様、標準ボディと上級仕様のカスタムを用意。

カスタムには9灯式フルLEDヘッドランプ、専用デザインのバンパー、カラードサイドシルガーニッシュ、シャークフィンアンテナなどが装着される(シャークフィンアンテナのためにカスタムの全高は1700mm超え)。

内装では、インパネのデザインは水平基調。車内は自転車のような大きな荷物は積みにくいものの十分に広い。

注目は、充実のドライビングポジションの調節機能が充実している点。ステアリングホイールには、上下のチルト調節に加えて、前後のテレスコピックが加えられ(調節幅は両方とも30mm)、運転席のシートリフターは上下に50mm調節可能となっている。

エンジンはN-BOXと同じタイプ。ノーマルエンジンは最高出力58ps/7300rpm、最大トルク6.6kg-m/4800rpm。JC08モード燃費は2WDが29km/L。

ターボは最高出力64ps/6000rpm、最大トルク10.6kg-m/2600rpm。JC08モード燃費は25.8km/L。ターボの最大トルクはノーマルエンジンの1.6倍となり排気量が1Lに増えたような感覚で運転可能となる。

先進安全装備では、進化したホンダセンシングを採用。横断する自転車にも対応するほか、夜間における歩行者の検知性能も高まり、緊急自動ブレーキの機能も幅広く向上している。

また、車間距離を自動調節できるアダプティブクルーズコントロールは、渋滞追従機能付きの全車速対応しており、停車まで追従を続ける。

さらに停車した後、3秒以内に先行車が再発進すれば、自車も追従して発進。停車時間が3秒以上に長引いた時は、新たに装着された電子制御式パーキングブレーキが自動的に作動して、停車を継続。その後、先行車が発進した時は、ボタンかアクセルペダルを操作すると追従を再開する。

このほかペダルの踏み間違いなどによる前後方向の誤発進抑制機能、対向車や先行車を検知するとハイビームをロービームに切り替える機能など盛りだくさんの先進安全機能を備えている。

SNS上でのみんなの声は?

そんなN-WGNだが、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

多かったのは、実際に試乗し「段差通過時のしっとり感は軽自動車のレベルを超えている。」「色々な軽自動車に試乗しましたが、圧倒的に乗り心地良かった。」「ホンダセンシングが軽にも搭載されるのはすごいですよね。コンパクトカーの安いグレードが買えるくらいの価格になってしまいますが、値段なりの価値はある。」など、N-WGNの走りの良さ、安全性能の高さに驚く声。

他にも、「格段に使い勝手の良くなったインテリアが魅力的。」「シンプルさ・潔さがありつつ、安っぽくならずに洗練されている。」など、室内の印象も高評価。

さらには、「N-WGNは、発売直後に電動パーキングブレーキの不具合で製造が一時ストップした影響もあって露出が少ないものの、実力的には申し分ないデキの良い軽自動車。」「販売開始ですぐ不具合発生で製造停止。再開してすぐコロナ。不運が続いているが、しっかりつくり込まれていてホンダの良心が形になったような車。」といった声までも。

やはり、初期生産モデルの一部で起きた電動パーキングブレーキのリコールで販売面でのスタートダッシュに躓いた感を抱いているものの、“実車に触れてみたら、思いのほか良いクルマだった”という声なども含め、総じてクルマ自体の完成度の高さを称える声が多く見受けられた。

ポテンシャルは問題なしも、ライバルは自社内に多い!?

ポテンシャルの高さから、直近3ヶ月の軽自動車販売台数でも、2020年7月:6169台(前年同月比2336.7%)、同8月:5853台(前年同月比84.1%)、同9月:8977台(前年同月比172.0%)と堅調な売れ行きを見せているN-WGNながら、今後は販売迫る新型N-ONE、近々マイナーチェンジが噂されているN-BOXなど、ライバルはホンダ社内に多い。

このままのペースを維持できるのか、それとも…。引き続きN-WGNの動向に注目したい。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

ホンダ/N-WGN
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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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