70スープラに180SX、GTOまで! あの頃憧れたリトラクタブル・ヘッドライト車3選

  • 筆者: MOTA編集部
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はっと目を見張るような流麗なフォルムのスポーツカー。屈強なボディでどこにでも行けそうなSUV。それともオシャレで可愛らしいコンパクトなモデル。最新モデルから懐かしの名車まで。燃費や車格、維持費など現実問題は一旦置いておいて、誰しも1度は自分の憧れのクルマを思い描いたことでしょう。そしてそれを自慢したいなんてことも…。今回はそんな、あの頃憧れたリトラクタブル・ヘッドライト車3選をお届けします。

あなたの好きなクルマは何ですか? 昔から憧れていた1台はありますか?

目次[開く][閉じる]
  1. トヨタ スープラ A70型(1986年-1993年)
  2. 日産 180SX(1989年-1999年)
  3. 三菱 GTO(1990年-2001年)

トヨタ スープラ A70型(1986年-1993年)

1986年に登場した3代目(A70系)スープラ。

発売当時のキャッチコピーは「TOYOTA 3000GT」で、1960年代の名車トヨタ 2000GTをイメージしていました。直線基調のデザインで、トヨタ 2000GTと同じくリトラクタブル・ヘッドライトを採用した外観に、その謳い文句通りの最高性能が盛り込まれた70スープラは、当時トヨタが持つ技術の最先端を盛り込んだ“スポーツカー”の1台でした。

70スープラは、先代に比べて飛躍的にパフォーマンスがアップし、トップグレードの3.0GTターボには7M-GTE型直列6気筒ツインカム24バルブインタークーラー付ターボを搭載。当時最高クラスのパワーを実現し、最高出力は230馬力、0-100km/hは6.4秒、最高速度は232km/hを発揮しました。

日産 180SX(1989年-1999年)

1989年に登場した日産 180SXは、エレガントなデートカーとして人気を博していたS13 シルビアよりもスポーティーなデザインやセッティングが施されていました。リアハッチを備えた3ドアファストバッククーペのスタイリング、リトラクタブル・ヘッドライトを装備し、見るからにスポーティーな印象の1台です。

北米市場向けだった240SX(シルビア)をベースに、足まわりを180SX用に再セッティングし日本市場用に仕立てられているのも180SXならではのポイント。4速ATと5速MTをラインナップしていましたが、販売された9割以上がMTであったことからも運転好きに好まれていたことがわかります。

1991年には、大幅な改良が実施され中期型へアップデート。2000ccのSRエンジンを搭載し、よりスポーティーな走りを手に入れました。四輪操舵システムであるSUPER HICASの進化、上級モデルにはデジタル表示のオートエアコンが装備され、スポーティーさと快適性を両立させています。

その後、1996年に改良され後期型となり、丸型4灯のリアコンビネーションランプや大型のリアスポイラー、リアブレーキ容量のアップ、アルミホイールのデザイン変更などを実施しましたが、1999年にシルビアに統合される形で生涯を終えました。

三菱 GTO(1990年-2001年)

1990年にデビューした三菱 GTOは、低く構えたミッドシップスポーツカーのようなスタイリングと四輪駆動・四輪操舵のシステムを身につけ、前後重量配分45:55を実現。フロントには、V6 3000ccエンジンを搭載し、自然吸気エンジンとツインターボエンジンの2種類をラインナップし、ツインターボエンジンは当時の自主規制いっぱいの280馬力を発生していました。

日本車として初めて、4ポットアルミ製 異径対向ピストンブレーキキャリパー、ドイツのゲトラグ社製マニュアルトランスミッション、高張力鋼製ドライブシャフトを採用。また、ツインターボモデルには、アクティブエグゾーストシステムや可変リアスポイラー・アクティブエアロシステムも装着。先進的なデバイスを数多く搭載していることからも、当時の日本の景気の良さが感じられます。

2001年の生産終了までに大きな改良が4度も行われ、小規模の改良を含めると毎年のように何らかの進化が行われていたGTO。そんな中で初期型では、リトラクタブル・ヘッドライトが採用されていました。

馬力があって速い! そして、リトラクタブル・ヘッドライトを採用したクールなフォルム。三菱 GTOは、そんな時代を思い出させてくれる、90年代を代表するスポーツカーの1台です。

トヨタ/スープラ
トヨタ スープラカタログを見る
新車価格:
499.5万円789万円
中古価格:
149.8万円1,903.9万円
日産/180SX
日産 180SXカタログを見る
新車価格:
203.3万円285.4万円
中古価格:
160.7万円520万円
三菱/GTO
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新車価格:
329.8万円475.5万円
中古価格:
100万円438万円

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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