TEXT:佐藤久実 PHOTO:島村栄二
こちらはテストコースとは対照的に時々刻々と路面状況が変わる。2日ほど前から雪が降っていなかったので、場所によっては一部アスファルトが出ているような場所もあった。アスファルト、圧雪、シャーベット、そしてアイスとまだらにミックスされた路面もあったが、こんなシーンでも直進性が高く車両挙動が安定している。コーナーでステアリングを切った時の遅れもなくトレース性も高い。
1年振りの雪道走行だったが、常にリラックスして北海道の雪道をドライブすることができた。どんな道でも「過信は禁物」だが、信頼できるタイヤを履き、リラックスできることで、ドライブ中の疲労感を大きく軽減することができる。
今回、テストコースにて新品タイヤと1万キロ走ったタイヤの比較、そして一般道では1万キロ走ったタイヤのみを使って走行テストを行った。
その全てのシチュエーションにおいて、ミシュランタイヤ特有のトータルバランスの高さを再確認することができた。
特に1万キロ走行した後のタイヤで、アイス・スノー性能がほとんど変わらないと言うのは、実際にユーザーが使用するシチュエーションでは非常に高い安心感に繋がると感じた。
また、安心感が長く続き、使用限度の最後までしっかり使い切れることは経済性の高さに繋がると共に、環境にも優しいタイヤだと言える。
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