MOTAトップ ニュース/記事 特集 PR企画 Volkswagen Passat GTE Special Contents ~未来から届いた“Passat GTE”という解答~ Vol.3 ムービーインプレッション(1)
新しいモノ好きに“ハイブリッド”はグッサリ刺さった。
ハイブリッドカーの下地を敷いたのは初代プリウスである事に異論はでない。3世代を愛車にした身だが、4代目を開発中であろう時期にトヨタのハイブリッド担当重役に質問した。
“パワートレインは何か変わるのですか?”と。
「基本的に変わりませんよ(エンジンとその回りは改良されたが)」。そのひと言で4代目の購入はなくなった。
何故なら、ハイブリッドの制御、回生ブレーキ等々の成熟度は認めるとして、全開加速を含む、急ぎの加速中に起こる駆動系の空転感、エンジン回転上昇と車速が遅れて追いついて来るあの感覚が、どうにもまだるっこしい。アクセル操作に対するダイレクト感がないのである。
しかし、欧州の走行性能を含む操縦安定性をメインに考えるメーカーではこういう事はきっと起こらない。
そう考えつつ、パサート GTEのステアリングを握った・・・。
1982年より雑誌「OPTION」誌編集部員からレーシングドライバーに転身。92~93年はR32 GT-RでN1(現スーパー)耐久シリーズチャンピオン。近年はドイツ・ニュルブルクリンクで開催される24時間レースに、アストンマーティン・ワークスカーのドライバーとして参戦。2度の優勝を飾る。日本ジャーナリスト協会(AJAJ)会員、日本カーオブザイヤー(COTY)選考委員、ワールドカーアワード(W-COTY)選考委員。