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内装&装備-編集企画 日産エルグランド 上級ミニバン徹底比較|車選びの総合支援 車の購入ならオートックワン

編集企画 日産エルグランド トヨタアルファード トヨタヴェルファイア 徹底比較

内装 & 装備

日産 エルグランドスポーティーセダンのような囲まれ感のあるコクピットが魅力

内装は上質かつスポーティーだ。装飾類に過剰な印象はなく、渋い雰囲気も感じる。
インパネはATレバーやエアコンが収まる中央部分が張り出し、ドライバーを包み込む形状に仕上げた。
1列目シートはサイズに余裕があり、背もたれと座面の左右が適度に張り出してサポート性も良い。250ハイウェイスターSと同アーバンクロムに使われるシート生地は、ネオソフィール/ジャガード織物。伸縮性があって乗員を柔軟に受け止める。

前席の着座位置と運転姿勢にも特徴がある。ミニバンは空間効率が重要だから、床と座面の間隔を離して、ペダルを上から踏み降ろすように操作する車種が多い。
しかしエルグランドは座面が少し低く、セダンに近いポジションを取れる。スポーティーな印象で運転がしやすく、セダンから代替えするユーザーも馴染みやすい。
助手席にオットマンを装着したことも魅力だ。膝から先を適度に支えて、長距離を快適に移動できる。

7人乗りの2列目には、コンフォタブルキャプテンシートを採用。アームレストが両側に備わり、背もたれの上側には前後に動く中折れ機能を採用した。背もたれを適度に寝かせて中折れ機能を立て気味に調節すると、前方が見やすくリラックスできる。オットマンも装着した。そして7人乗りの価格は、2列目がベンチシートの8人乗りと同額だ。つまり買い得な仕様でもある。
3列目にはスライド機能が備わり、前方に寄せると9インチのゴルフバッグを最大6セット積める。装備は安全面に注目。路上のセンサーと車両が通信して、見通しの利かない場所にいるほかの車両と衝突する危険がある場合、警報を発する機能も実用化させた。

トヨタ アルファード & トヨタ ヴェルファイア内装を豪華に仕上げ、3列目の格納機能も改善した

内装は各部をていねいに造り込み、メッキ類など光沢のある装飾を際立たせた。クラウンのような豪華さを重視している。
運転席に座った印象は、LLサイズミニバンらしく開放的。各部の造りも広々感を大切にしている。カーナビの画面などが収まるインパネの中央は、シルバーのパネルで縁取りされて豪華さを強調した。

1列目のシートはサイズに余裕を持たせ、体を相応に沈ませてしっかり支えるタイプ。床と座面の間隔が広く、高めの着座位置からペダルを踏み降ろす。
助手席は大半のグレードにオットマンを採用。グレードに応じて、前後に1160mm調節できる助手席スーパーロングスライドシートも用意した。電動調節機能との併用はできないが、助手席を大幅に後退させられるから、足元空間が広がってリラックスした姿勢で座れる。

2列目のシートは、頭上と足元の空間が広く、7人乗りのキャプテンシートであればオットマンも備わる。先代型に比べると、座面の前端部分の硬さが解消されて快適性を高めた。
3列目は左右に跳ね上げて畳む方式。畳んだシートが荷室に張り出すが、床が低めで積載容量には余裕がある。3列目のシートを畳む時には、軽く持ち上がるように改善された。安全装備では、ミリ波レーダーによるプリクラッシュセーフティシステムをオプション設定している。

総評

両車ともに背の高いLLサイズミニバンとあって、広くて快適な居住空間を備える。その上で違いを挙げると、エルグランドは車内をスポーティーセダン風に仕上げた。運転姿勢が自然で、サポート性の良いシートと相まって正確な操作が行える。運転席の周辺もコクピット風だ。天井が適度な高さに感じられ、車両との一体感も得やすい。クルマ好きのドライバーを意識した運転の楽しさを感じる。

対するアルファード&ヴェルファイアは、豪華さと広々感を重視している。3列目のシートは左右に跳ね上げて格納するタイプだから、ボックス状の荷室にアレンジすることも可能だ。ミニバンの定番的な機能を押さえた。

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