MOTAトップ ニュース/記事 特集 エンタメ 目ヂカラ王 目ヂカラ王頼朝の眼力チェック/フォルクスワーゲン ザ・ビートル kmp

「ミスタードヤ顔」頼朝が考えるTheビートルの「モテポイント」とは? 「シンプルでも、こりゃセンスでモテるわぁってポイントあるよな」

間違いなく新しいけれど確実に
ビートルと分かるデザインはサスガ

頼朝的格言:絶妙なラインが生み出す、斬新さ。

全高1.5m近くでも、このロー&ワイド感
どこから見ても新しいビートルに一目ボレ!

この新しいTheビートル、とにかくルックスがピカイチだよな。全てが新鮮、なのに確実に今までのビートルの系譜に沿ってるのよ。3サイズは全長4270×全幅1815×全高1495mm(BWHぢゃないぜ)。短かめの全長で全幅は広く、しかもタイヤから外側の部分(注:オーバーハングって言います)が少ない。つまり四隅にタイヤがある感じね。しかもボディに対してのルーフの比率が短い感じなので、より低さが演出できてるんだと思う。それでいて、ビートルお約束の盛り上がった前後フェンダーのふくらみといい、確実にトランジスタ・グラマー(分かる人いる?)ってヤツだな。とにかく、ビートル好きな人の心を間違いなく刺激する、これだけで「買おう」って気にさせる、小柄なベッピンさんなんだよなー。惚れたぜっ!

小ささを感じさせないエンジン
あれ〜、なんかスポーツカーみたい

頼朝的格言:小さいが意外にパワフル、絶倫ね。

直噴ターボで想像以上にスポーティ
排気量僅か1.2ℓとは思えないぜ

今やイタズラにパワーを求める時代じゃないコトぐらい、俺チャマだって知っている。この「目ヂカラ王」でも、けっこうエコカー乗ってきたしな。で、Theビートルも環境性能を考慮して、搭載されるエンジンは1.2ℓ直噴ターボエンジンなんだそうだ。おいおい、いくら軽そうなボディ(1280kg)とはいえ、1.2ぢゃオタンコナースちゃんになっちま……わないんだなぁコレが。最高出力こそ77kW(105ps)だが、最大トルクが僅か1500rpmから出るらしい。実際に運転すると、MTモードも付いていて「スポーツカーみたいぢゃん」って思うほど、元気に走れる。まるで身体は小さいけど、実は絶倫なオトコって感じで、こりゃ乗ってて楽しいわ。それでいて、燃費は1.2ℓなワケでしょ、もう大きいエンジンは必要ない時代になってくるのかもな。

高級ではないがセンスはバツグン
安っぽさを感じさせないインテリア

頼朝的格言:シンプルで、センスの塊、心地良し。

ボディ同色パネルを上手に使って
明るさと新しさを上手に演出してるぜ

Theビートルの見た目だけでもホレちまった俺チャマだが、インテリアもいいぜ。ふだん俺チャマが活躍するような「ゴージャス」な世界ではないが、シンプルだけどセンスがいいデザインでまとめられている。特にボディと同色のパネルを上手に採用してて、常に「○○色のクルマに乗ってるんだ」と意識できるデザインがすげーよな。ホラ、普段は黒一色とかで、あまり楽しい気分にならないだろ? それがTheビートルだと、なんかちょっとスキップしちまうワクワク感がある。例えるなら、人気のIKEAで購入した家具みたいな感じかな。近所のホームセンターで売ってるタンスやテーブルと材質は違わないのに、なぜか欲しくなる感覚…。そう「センス」がいいのよ、バツグンに。個人的には切り詰められたステアリングの下の穴に惹かれたちゃったぜ。

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