ミニバン専用タイヤの老舗ブランド「トーヨータイヤ トランパス」に加わったニューモデル「 ML(エムエル)」を徹底試乗(2/4)

ミニバン専用タイヤの老舗ブランド「トーヨータイヤ トランパス」に加わったニューモデル「 ML(エムエル)」を徹底試乗
ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆 ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆 ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆 ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆 ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆 ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆 ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆 ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆 ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆 ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆 ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆 画像ギャラリーはこちら

「トランパス Lu II」と「mpZ」の間に位置する新ミニバンタイヤ「ML」

ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆

TRANPATH MLのポジショニングは、Lu IIとmpZの中間に位置する。

ここ最近増えだしている、ミニバンの中でも豪華装備が付いて重量がかさむ高級グレードミニバンや、エアロパーツなどが付いて重量がかさむドレスアップミニバンがターゲットだ。具体的に例を出すなら「トヨタエスクァイア」や「ノア/ヴォクシー ZS」、「ホンダ ステップワゴン スパーダ」、「日産 セレナ ハイウェイスター/ライダー」辺りが挙げられる。

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ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆

MLのタイヤ内部にあるカーカスという、クルマでいうシャーシ骨格に相当するところは、mpZと同様だ。言うなれば、mpZととMLは兄弟タイヤとなる。しかし使っているゴムのコンパウンドは2ポイント柔らかく、またトレッド幅を広げて路面への接地面積を増やしながら若干の淺溝設計を採用して、ベースゴムには燃費性能にとても優れるポリマーを“まぶす”など、知恵の輪を解くような様々な技術を駆使し、mpZとは全く異なるタイヤを登場させた。

結果として転がり抵抗とウェットグリップに優れる、AA-bというラベリング制度のグレード等級で優れた性能を誇りながら、耐久性も備えてきたという。

ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆

また、どこもやっていない新たな調整を積極的にするトーヨーらしく、ドレスアップ系ミニバンの足元に相応しいように、ハンドルを切った時などに見えるタイヤのトレッド面(路面に接地する面)にMLの”L”の字をイメージした「Lモーショングルーブ」という、見せる溝も採用。

ミニバン専用タイヤ「TOYO TIRES TRANPATH ML」(トーヨータイヤ トランパス エムエル) 試乗レポート/五味康隆

この説明を聞いたときは、タイヤのトレッド面のデザインなどにこだわっても効果は薄いのでは?と思えたが、クルマが駐車場から出る際など意外と目立つ要素であることも確認。このL字の溝に加えて、タイヤの内側は乗り心地や静かさを意識して快適なコンフォートタイヤのようなブロックパターンをしているが、外側はハードな走りにも応えるスポーツタイヤを思わせる大型ブロック形状を採用。その外側ブロックの顔がチラチラ見えるだけで、ミニバンなのにファミリー感は消えて力強いイメージが漂うから不思議だ。

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五味 康隆
筆者五味 康隆

自転車のトライアル競技で世界選手権に出場し、4輪レースへ転向。全日本F3選手権に4年間参戦した後、モータージャーナリストとしての執筆活動を開始。高い運転技術に裏付けされた評論と、表現の解り易さには定評がある。「持続可能な楽しく安全な交通社会への貢献」をモットーとし、積極的に各種安全運転スクールにおける講師を務めるなど、執筆活動を超えた分野にも関わる。また、環境分野への取り組みにも力を入れており、自身でハイブリッド車も所有。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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