Panasonic Strada POCKET特集 Strada POCKET ドライブレビュー ～スタイリッシュにブラッシュアップされた最新のStrada POCKETを藤島知子がレポート～

　　さて、話しはかわって、ポータブルナビはビルトイン式と比べて、機能性が劣っていると思っている人って、案外多いようです。

　私自身もポータブルナビはデータ通信ができるようになる前の携帯電話のように、「余計な機能がないぶん、扱いやすくて悪くないじゃない？」と思っていたのですが、ストラーダポケットを使ってみたところ、価値観が一変してしまいました。というのも、ストラーダポケットは、目的地を設定する段階で、高性能であることが実感できるからなのです。

　先ず、ナビの電源を入れて立ち上がるまでが早い！普通はクルマのエンジンを掛けてしばらく待たないと、GPSが即位できなかったり、検索画面のメニューに切り替わらないことがありますが、ストラーダポケットは、まるでハードディスクの容量に余裕があるPCがキビキビ動作するのと同じ様に、素早く操作段階に移ることができるのです。

　とくに時間に追われているときなど、こうした作業に手間取るとヤキモキしてしまいますし、逆に必要な情報を素早く検索できて、到着時間に余裕が生まれたら、目的地までの道のりを気持ちに余裕をもってドライブすることができますよね。目的地設定については、シンプルな検索メニューで名称、電話番号、自宅、登録ポイントなど4項目から選択、すべて表示すると、履歴やジャンル、住所をはじめとする10項目から詳細に検索が可能です。ポータブルなのに5つのルートを提案してくれるうえに、迂回や経由地も設定できるなど、検索オプションも豊富に用意。タッチパネルは女性の爪でも的確に反応してくれて、次々と画面が切り替わっていきます。

　また、ユーザー登録をしておけば、インターネット上で『Googleマップ』や『Yahoo!JAPANの路線・地図アプリ』、『おでかけストラーダ』から得た話題のお店などの情報をSDメモリーカードに入力して本体に差し込むと、そのまま行き先設定ができるという便利な機能も付いています。