3ドア、コンバーチブル、クラブマン、そしてクロスオーバーに設定されているミニ最強のグレード、JCW(ジョン・クーパー・ワークス)。今回はラインアップの中からクロスオーバーをピックアップ。モータージャーナリストの橋本洋平さんに、ファミリーユースとドライビングプレジャーの両面から迫ってもらいました。
良い意味でMINIファミリーの異端児、それがThe New MINI John Cooper Works Crossoverという存在だ。2011年に誕生したクロスオーバーは、MINIなのにSUV、MINIなのに5ドア5人乗り、MINIなのにALL4という4駆システムを搭載するなど異例づくし。だが、その成り立ちはいまや馴染みの存在となり、使い勝手の高さからファミリー層をはじめとして多くのユーザーに受け入れられている。
今回のクロスオーバー JCWは、ディーゼルやプラグインハイブリッドを搭載する他のモデルとは違い、唯一のピュアガソリンエンジン車で、2.0L直列4気筒ターボエンジンを搭載。最高出力306PS、最大トルク450Nmを生み出し、0-100km/h加速5.1秒という俊足だ。
306PS/450Nmを発揮する2リッターターボエンジン。
2020年秋にマイナーチェンジを行い、フロント&リア共に灯火類やグリルなどを意匠変更。フロントはウインカーが角型の全周を点灯させるタイプとなったほか、グリルに直線的なラインが加わった。リアは灯火類に他のモデルと同様、LEDのユニオンジャック・デザインが与えられて刷新されている。
こうして使い勝手も走りもすべてを手にしようとした異端児の中の異端児といっていいこのThe New MINI JCW Crossover。果たしてファミリーユース前提の試乗をどう受け入れるのだろうか?
2020年秋のフェイスリフトでは、ヘッドライトやテールランプ、リアバンパーのデザインが変更され、よりアクティブな印象となった
TEXT/橋本洋平 PHOTO/土屋勇人
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