MINI Special Contents 【Vol.1 Compact but Safety】モータージャーナリストがMINIの「安全性」を語る。【MOTA】

個性的なルックスにキビキビとした走りなどさまざまな魅力の詰まったMINI。そんな魅力を支えるのが数々のセーフティの機能。モータージャーナリストのまるも亜希子さんがMINI クロスオーバーで安全・安心なドライブを楽しみました。

頼もしさに支えられたMINIという存在

「カッコいいだけじゃない」というフレーズは、きっとMINIのためにある。ドアを開けて運転席に乗り込めば、1950年代から脈々と受け継がれる歴史の重みが伝わるし、ステアリングを握ればどこにも軽々しさはなく、熟練ドライバーでさえ虜にする伝統のゴーカートフィーリングが、たちまちMINIの第一級の楽しさを伝えてくる。賢さ、奥深さ、遊び心……。

このコンパクトなボディには、人の心を動かすエッセンスがあふれんばかりだ。だから乗るたびに発見があり、刺激がある。そしてどんどん頼もしく思えてくる。なぜ、かわいいだけじゃないのか？いちばんの理由はその「頼もしさ」にある気がして、再びMINIを走らせてみた。

歩行者や自転車など、街中ではドライバーが注意をしなければいけないシチュエーションが多い。MINIは「ドライビング・アシスト」で前方を監視して、車両や歩行者などとの衝突を警告、万一の場合でも衝突による被害を軽減する

今日の相棒は、世界中で愛されるMINIファミリーのなかで唯一のSUV、MINIクロスオーバーだ。少しだけアップライトな運転席に座り、ドアを閉めると、あらためてその厚みに感心する。MINIの基本骨格は高い剛性と衝撃吸収性に優れ、その安全性は欧州の厳しい公的な衝撃テスト、「ユーロNCAP」で5ツ星の最高得点を獲得したことでも証明されている。こうして重厚なドアを閉めた瞬間から、安心感で身体が包まれていくのを感じた。

ステアリングの前方スクリーンに投影されるMINIヘッド・アップ・ディスプレイ。走行速度だけでなく、ナビゲーションの案内なども表示される。視線移動が少なく安心してドライブすることができる

歩行者や自転車など、街中ではドライバーが注意をしなければいけないシチュエーションが多い。MINIは「ドライビング・アシスト」で前方を監視して、車両や歩行者などとの衝突を警告、万一の場合でも衝突による被害を軽減する

そして走り出せば、私の手足はいつもよりテンポよく、リズミカルに動いている。なめらかなのに弾むような、ドッシリしてるのに軽やかな、MINIの不思議なドライブフィールがそうさせるのだ。目線のすぐ先には、速度や標識、次の交差点をどっちに進めばいいのか。必要な情報がひと目でわかるように表示される、MINIヘッド・アップ・ディスプレイ。道路状況を見ながら、それらの情報を同時に確認できるのは、とても助かる。あちこちに視線を泳がせなくていいおかげで、気持ちにも余裕が生まれて、その分、運転を楽しむことができるようだ。