BBSを扱って20年以上、その信頼は揺るがない
東京・国立のプロショップ、アデナゥ。代表は、スーパー耐久やスーパーGTなどでステアリングを握るレーシングドライバーの密山省吾氏。さらにメカニックにはBMWのマイスター資格をもつスタッフなど、まさにクルマを知り尽くしたメンバーが揃ったショップ。今回は、そんなプロ集団を率いる店長の高麗淳一さんに話を聞いた。
「もう言葉じゃないですね、僕にとっては。使った人と、触った人じゃないとわからないものがあると思います。確かにホイールには変わりないんですが、同じ作業なのに、箱から出すときに『ああ、BBSだなぁ』と。持った感じ、触った感じもすべて、BBSっていう感触があります」
お客様への販売だけでなく、実際に交換の作業も行う高麗さん。今までに何千本ものホイール交換をしてきている。そんな彼が、BBSは持った瞬間にわかるのだという。
「ブランドがもっている歴史とか、製品の精度とか。そういったいろいろな要素が相まって感じるものなんだと思います」
安心してお客様に勧められるBBSの鍛造ホイール
お客様にオススメする理由とは?
「クオリティのベースが圧倒的に高いということがまず挙げられます。例えば、表面のフィニッシュ。4本の色がキッチリと揃っている。DBKが出始めの頃は、少し差がある個体があって、指摘した経験があります。でもすぐにクオリティコントロールできるようになったのは流石だと思います」
DBK、ダイヤモンドブラッククリアは、深みのあるブラックとクリアの独特な輝きが魅力なBBSならではのカラー。しかしまったく同じ色を4本揃えるというのは、実は大変高度な技術が必要とされるのだ。
- 執筆・監修
- MOTA編集部
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- ウィズ・フォト