品質の高さに基づいたブランド力
「なんといっても品質だと思うんです。世界的にみても、ここ日本においても。圧倒的なブランド力を持っていると思います」と語るのは、シノハラタイヤ代表の篠原 大さん。ショップでミシュランタイヤを始めとするさまざなまタイヤと、BBSといったホイールを数多く販売してきたプロであり、ご自身も国産車・輸入車を乗り継いでいる車好きだ。
「絶対的な品質に基づいたブランド力は、昔からずっと揺るがないですね。40代以上の方は知っているかと思いますが、イミテーションが出たこともありましたから。偽物が出てくるというのは、ある意味一流の証とも言えますよね」
今から20年ほど前、ホイールのデザインも、そしてロゴデザインも酷似したホイールが販売されたということがあったのだ。ブランド力があるということを裏付けるエピソードとも言えるだろう。
アルミホイールの代名詞として
「歴代のホイールでいうと、まずはメッシュのRSが思い浮かびますね。それからロングセラーのLM。まさにアルミホイールの代名詞といったところでしょうか。BBSからも、そして他のメーカーからもいろいろなホイールが新しく生まれてきますが、存在感はやはり未だに強いですね」
デザインは時代に応じて多少変化していくが、普遍のアイテムがあるというのは、ブランド力が強いことの証であろう。
「鍛造は日本で作っていますが、僕自身はBBS=ドイツのイメージが昔からあります。日本とドイツは、工業製品を作る上でもメンタリティが似ていると思うんです。国民性も似通っていると思います。だからというわけではないんですが、BBSはドイツ車との相性がいいんですね。最近ではレクサスとの相性もいいと思います。クルマの作り方とか思想が近いからではないでしょうか」
確かなものを選んでもらいたい
「BBSは、その性能自体が信頼できるんですね。うちのお店は、タイヤはミシュランがメインで、BBSのホイールとのマッチングがいいんです。輸入車比率も高くて、6~7割。クルマ自体の高い性能を、タイヤとホイールでスポイルしてしまうのは本当にもったいない。でもBBSならば、そこがない。安心してオススメできますね」
「せっかく選ぶのであれば、間違いのないホイールを履いて欲しいですね。ドレスアップという意味ももちろんですが、BBSはクルマが持っている性能をさらに引き出すことができます」
長年、タイヤショップという立ち位置で、ホイールを見てきた篠原さん。BBSの妥協のない製品作りは、昔も今も変わらないものを感じているという。
- 執筆・監修
- MOTA編集部
- 撮影
- ウィズ・フォト