ワーキングマザーの頼もしい味方
新型“楽ナビ”でドタバタな毎日に潤いある時間を

TEXT:まるも亜希子 PHOTO:佐藤正巳

ジャーナリストとして、そして主婦として多忙な日々を過ごしている、まるも亜希子サン。今回カロッツェリアの新型「楽ナビ」を体験してもらいました。普段からクルマに乗る機会が多いまるもサンですが、取材の行き帰りはもちろん、日常の生活のなかでもナビを使って移動することが多いそう。スマートフォンのナビアプリとは違う、専用機だからこその使い勝手や鮮やかな画面表示による見やすさ、適切な案内がもたらす快適さなどをレポートしてもらいましょう。

忙しい日々の始まりから
頼ることができる存在

コーヒーのアロマに包まれて、今日もうっとりするような目覚めを迎え……られるはずもなく、ワーキングマザーの朝は毎日ドタバタだ。「まだねむい~」とグズる娘をなんとか起こし、着替えをさせている間に朝ごはんの準備。洗濯機がピピピと終了の合図を出し、娘をテーブルに座らせつつベランダへと駆け込む。なんとかかんとか娘を幼稚園へ送り届けたら、今度は自分が出勤するタイムリミットが迫り来る。

今日の道路状況はどうかな? 渋滞が酷くありませんように! 祈りながら運転席に座ってもまだ気は抜けない。こんな時、頼りになるのは夫、ではなくもちろんナビである。今日は最新の楽ナビにすべてを任せて、木更津周辺での仕事を効率よく済ませたら、アウトレットでちょっと息抜きをしたいなぁ、なんて目論んでいるが、さてどうなることやら。

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息をのむほどに美しい画面と
扱いやすいインターフェイス

時間との闘いの中、立ち上がった最新楽ナビの画面は息をのむほどに美しかった。運転中はじっと見つめることのないナビ画面に、これほどの美しさが必要なのかと思うけれど、だからこそ、パッと見た瞬間に感じる美しさ、わかりやすさにこだわったのだという。HDパネルを採用した上に地図やメニューなどは画面ごとに徹底的にチューニングし、なんと従来比約70倍となる1,677万色(!)もの豊かな色階調表現を活かしたゼロベースのデザインというから驚きだ。

さらに、表示された最初のホームメニュー画面がとてもわかりやすいことに感心。普通は、できることが多ければ多いほど、その選択アイコンがズラ~っと小さく並んだ画面になってしまい、見た瞬間にうわっと引いてしまう。でも、それを使いやすくするために機能を削って簡素にするのと、高性能を保ったまま使いやすさを実現するのとでは、雲泥の差だ。最新の楽ナビは、高性能の証である多くの選択肢の中から、自分がよく使うメニューだけを選んで、大きく表示してくれる「ショートカット機能」がある。考えてみたら、私がいつも目的地設定で使うのは、「履歴」か「名称検索」か「自宅」くらいのもの。最初の画面には、その3つがあれば困らない。

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整理された新しいメニュー画面で
使い勝手が向上

加えて、オーディオ関連のメニューもシンプルかつ合理的。タブレットのように指でおくって見られるメニューには、例えばUSBをつないでいない状態ならそれは表示から消えるし、つなげば自動的に表示される。いらないものは画面におかない、というのがスッキリ片付いたリビングみたいで、使いやすいしかなり気持ちがいい。今回は名称検索を使ってみると、半分くらい入力したところで変換候補が現れ、サクッと目的地設定が完了した。ちなみに私が使ったホームメニュー画面は「おすすめモード」のもので、ナビやオーディオ操作が苦手な人や、よりシンプルに使いたい人のために、ドライブ中によく使う4つの目的だけが大きく表示される「カンタンモード」もある。「おすすめモード」よりも文字や地図表示が130%拡大され、ガイド音声も2dB大きくなるというから、さしずめナビ版のカンタンなスマホ的な感じである。

楽ナビ AVIC-RL910 画面 楽ナビ AVIC-RL910 画面 楽ナビ AVIC-RL910 画面

従来のナビメニューとオーディオメニューが両側に配置され、スマホライクな操作が可能な「おすすめモード」(写真中央)と、よりシンプルな操作が可能な「カンタンモード」(写真右)を選ぶことができる。どちらも直感的な操作が可能だが、カンタンモードでは使用頻度の高い機能だけを大きく表示することで、さらに「やりたいこと」に簡単にたどり着くことができる。またカンタンモードでは、地図表示が拡大されていたり、案内音声も大きくなっている

ドライバーの気持ちを分かってくれる
案内や美しい地図表示

さて、どうやら今日は都内の幹線道路も東京湾アクアラインも順調に流れている模様。楽ナビには、累計約600万km、地球150周分にもなる実走調査や現地調査で地道に積み重ねてきた、詳細な情報が反映されている。道路形状だけでは判断できない障害物、行ってみたらクルマが通れない、なんて情報だって完璧。制限速度の表示や、混雑しがちな踏切がひと目でわかる「ボトルネック踏切表示」など、知りたい情報がどんどん出てくるのが涙モノ。スマホのナビとは比べるまでもなく、ドライバーの気持ちをよくわかっていると感じる。

さっそく走り始めると、画面がどの角度からもよく見えることに驚いた。運転中ってけっこう、無意識に姿勢が変わっているものだ。肘をついたり、ちょっと背筋を伸ばし気味にしてみたり、頭を傾けていたり。以前は正面から角度がずれていくうちに、どんどん見えにくくなっていた気がしたが、試してみるとほとんど真横に近い角度からも、画面が見えている。実はこれ、視野角の広いIPS方式を採用した高精細なHDパネルで、正面からモニターを見ることのない車内の特色を考慮した技術なんだそう。夜間でも明瞭な視認性をサポートする先進技術が使われているというから、これならいつでも、運転席だけでなく助手席に乗った人も、くつろいだ姿勢のまま画面が見やすいはずだ。

視野角の広いIPS方式という液晶パネルを採用したことで、かなり斜めから見ても文字が潰れずクッキリと見ることができる。この画面に合わせて地図データも書き直されており、従来モデルよりも圧倒的に見やすくなった

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ナビ画面は高精細なHD画質なので、リアシートから見てもクッキリと鮮やか。ヘッドレストに装着されているプライベートモニターは新型のTVM-PW930(助手席側)とTVM-PW920(運転席側)。こちらはワイドVGA画質となるが、楽ナビのHDMI出力のおかげで非常にキレイ。

戸惑いがちな分かれ道や
高速の車線も本物ソックリ

そして、交差点の名称や形状など、とにかく実際の道路に近いイメージで表示されていて、わかりやすい。オーバーパスと脇道の分かれ目とか、合流地点とか、運転中に間違えやすいポイントもすごくよくわかるし、そのポイントまであと何mで到達するのかも、バー表示でつかみやすくなっている。
それこそ、首都高速のゲートは突然出てくるのでわかりにくい場所が多いけれど、デキるナビのおかげで難なくクリア。首都高の複雑怪奇な分岐と合流の繰り返しも、車線の数からETCゲートの位置まで本物ソックリで、自分が向かう方の標識だけカラー表示してくれるので、「こっちで合ってるな」という確信を持って進めるのがありがたい。

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高速の入り口も分かりやすく、自車位置の精度が高いので案内のタイミングも適切。迷いやすい分岐でも、どちらに行けばいいかが一目瞭然で分かる案内画面。これならば普段通らない道や、あまり運転に慣れていない人でも安心だ

楽ナビ AVIC-RL910 画面 楽ナビ AVIC-RL910 画面

高速の分岐手前では、よく「どちらに行けばいいのかわからない」という動きをしているクルマを目にする。しかし楽ナビの案内はご覧の通り明確。行くべき路線の案内看板を明るく表示するので、初めての道でも迷わない

ちょっと困ったときにも安心の機能が充実

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今回は、まるもサンの一日に、新型楽ナビを装着したN-BOXを使ってもらった。千葉県木更津での取材から、アウトレットでのひと息、そして帰りのスーパーマーケットまでを楽ナビでナビゲート。一日中、その頼もしさを実感したようです

楽ナビ AVIC-RL910 画面

パーキングの情報や、行く先の店舗情報など、必要な情報が揃うのも楽ナビの安心なところ。子育て中は不意に予期せぬことが起こるので、少しでも不安要素は減らしたい。そんなワーキングママにぴったりだ

さらに、走っていてちょっと困った時に使いたい機能が、わかりやすいのも頼もしいところ。例えば、子供がいると急に「トイレ!」なんて言われて慌ててしまうけど、アイコン表示の選択で「トイレ」を選ぶと、地図上にパパパッと近くのトイレが出てきて大助かり。このアイコン表示には銀行やコンビニ、パーキング、ガソリンスタンド、スーパーなどなど、たくさんの種類があって地図表示させるものを取捨選択できる。また高速道路では、SAやPAのレストランやショップの種類だけでなく、到着予想時刻に営業しているのかどうかの情報もわかって安心だ。

忙しい子育て&仕事をこなしながら
息抜きタイムをゲット!

さぁ、最新の楽ナビに感心しっぱなしのまま、まずは仕事場に到着。迷わず順調な道のりだったおかげで、ひとしきり取材をしたら、目論見どおりの息抜きタイムをゲット! 子育て中はひとりでの~んびりと食事をしたり、買い物をしたり、という時間がほとんど取れなくなってしまったから、これは神様からの、いや、楽ナビからのご褒美にちがいない。 そしてひとり時間を満喫したら、そろそろ夕食の買い物をしつつ、娘のお迎えに行く時間だ。いつも買い物をしているスーパーも、名称検索ですぐに設定できた。次回からは履歴でセットできるので、やっぱりホームメニューは少数精鋭で大正解だ。帰り道も渋滞や規制はなさそうでひと安心しつつ、お気に入りの音楽をかけてのんびり走り出す。

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今日は新しくなったホンダ シャトルの取材。カーライフ・ジャーナリストとして、乗り心地や使い勝手、デザインをチェック!

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効率的に仕事が終わったので、ちょっとひと息入れようと近くのアウトレットへ。案内もスマートで正確だから、寄り道も安心

新しい地図への更新は
最大4年分がついてくる

ちなみに、来年に迫る東京オリンピック2020関係や再開発の工事などで、東京・湾岸部の道路は頻繁に規制が入ったり、繋がっているはずの道がう回路になっていたりと、なかなかスリリング。数年後には結構様変わりしてしまうことだろう。しかし楽ナビは最大3年分の地図更新(年に2回のデータ配信)が付いてくる。ちなみに現在は、そのバージョンアップが4年分になる「1年延長キャンペーン」を開催中。本体を買い替えたりすることなく新しい地図に更新することができるから、お財布にも優しい。ワーキングママにはとてもありがたいものだ。

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帰路は、アクアラインを渡り首都高速中央環状線(C2)を抜けていくルート。幸いスーパーマーケットに寄って夕食の材料を買っても、時間的には問題なさそう。走りながら仕事モードから母親モードへと気持ちを切り替える

楽ナビ AVIC-RL910 画面 楽ナビ AVIC-RL910 画面

精細な地図の描画と、ぴたりと自車位置を合わせてくれる精度、そして的確なタイミングでの案内のおかげで、目的のスーパーマーケットまで到着。工事や時間帯によって発生する渋滞も、人間のカンに頼らず楽ナビに任せておけばOK

不安要素を見逃さない有能な
楽ナビでハッピーな毎日を

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1分でも時間が欲しいワーキングママ的には、目的地に迷わず到着できてミッションを終了させるのが最優先。楽ナビは、そんな忙しい女性たちを優しくサポートしてくれる頼もしい相棒だ

こうして最新の楽ナビと過ごした1日は、初めての道では分岐や合流など少しの不安要素も見逃さない完璧なサポートに勇気づけられ、いつもの道では工事や規制、渋滞などイレギュラーな障害がないかどうかなど、より安心感を高めてくれると実感。ワーキングマザーはとにかく時間との勝負だから、そうした面で頼りになるのはもちろん、不安要素が1つでもなくなれば、それだけ安心・安全な運転ができるということ。大切な家族を乗せる私たちにとって、有能なナビが果たしてくれる役割は大きいと感じる。それに、運転がちょっと苦手だなという人は、もしかしたら楽ナビのサポートがあれば、もっと行動範囲が広がるかもしれない。それはすなわち、人生が豊かになるということ。ママがイキイキしているファミリーは、毎日ハッピー。なんだか良いことずくめの楽ナビは、家族にもきっと、歓迎されるはずである。

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製品情報
楽ナビ AVIC-RL910 商品画像
  • Pioneer carrozzeria 楽ナビ AVIC-RL910
  • オープンプライス
  • HDパネル/8V型ラージサイズ 2D/12セグ&1セグ
  • HDMI入出力/DVD&CD/Bluetooth
  • 最新データバージョンアップ最大3年分(年2回配信)付
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